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麻しん流行中!ご注意ください。

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1. 麻しん(はしか)の特徴

麻しんは「麻しんウイルス」によって引き起こされる感染症です。麻しんは非常に感染力が強く、インフルエンザの約10倍の感染力があります。感染経路は、空気感染、飛まつ感染、接触感染です。同じ空間にいるだけで感染する可能性があり、手洗いやマスクのみで完全に防ぐことはできません。免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症します。
典型的には、約10日から12日間の潜伏期間の後、38度程度の発熱とかぜ症状が2日から4日続き、その後39度以上の高熱とともに発しんが出現します。主な症状は、発熱・発しん、咳、鼻水、目の充血などです。

2. 都内等で麻しんが急増中 

都内の麻しん感染者が、昨年の同時期と比較して約10倍に増えています。特に10代から30代の感染者が全体の約9割をしめています。

令和8年に入り全国で麻しん患者の報告が増加しています。これまでは海外輸入例が中心でしたが、最近は渡航歴のない方の感染例が多数確認されており、国内での感染拡大が懸念されています。

〈発生状況〉

八王子市→風しん・麻しん・百日咳発生状況

東京都→ 東京都感染症情報センター(外部リンク)

全国 → 国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト(外部リンク)

3. 医療機関を受診する際の「重要なお願い」

麻しんの疑いがある症状がみられたら、直接医療機関へ行くことはせず、院内感染を防止するため、必ず以下の手順を守ってください。

(1)事前に必ず電話で医療機関へ「麻しんの疑いがある」ことを伝えてください。
(2)受診時間や出入り口、待機場所について医療機関から指示を受け、それを遵守してください。
(3)移動には公共交通機関(電車・バス・タクシー)を避け、自家用車等を利用してください。

4. 重篤な麻しんの合併症 

・肺炎(麻しん肺炎):入院を要することが多く、特に乳幼児・免疫不全者で重症化しやすいといわれています。
・脳炎(麻しん脳炎):約1,000人に1人程度で発症し、後遺症として神経学的障害・麻痺が残ることがあります。
・亜急性硬化性全脳炎(SSPE):約1万人に1人程度で発症し、数年から数十年後に発症し徐々に知能や運動機能が低下し、死に至る可能性がある中枢神経疾患です。特に1歳未満の罹患で発症率が高いとされています。
・その他に中耳炎や角膜炎になることもあります。
・死亡:先進国で約1,000から2,000人に1人程度とされていますが、発展途上国ではさらに高く、20人に1人程度との報告もあります。
麻しんには特効薬がありません。麻しんは決して軽い病気ではなく、ワクチン導入前には世界では毎年約260万人が麻しんで亡くなっていました。

5. 予防の基本は「2回のワクチン接種」です

ワクチン接種は最も有効な予防策です。乳児や妊娠中の方はワクチン接種ができないため、家族など周囲の方からの感染を防ぐことが極めて重要です。

(1)定期接種(公費負担:対象者は無料)
対象年齢の方は、速やかに接種を完了してください。
第1期:1歳から2歳未満
第2期:小学校就学前の1年間

八王子市では、定期予防接種に加えて独自制度として、定期接種の回数が不足している2歳以上19歳未満の方へ公費負担による特別接種を実施しています。
詳しくは、 麻しん風しん予防接種 からご確認ください。

(2)任意接種

以下に該当する方は、抗体検査やワクチンの任意接種(19歳以上は全額自己負担)をご検討ください。
・これまでに麻しんにかかったことが確実でない方
・ワクチンを2回接種した記録が母子健康手帳等で確認できない方
・医療従事者、教育・保育関係者、海外渡航予定がある方

6. 現在妊娠中の方、そのご家族の方へ

妊娠中に麻しんに感染すると、流産や早産のリスクが高まります。妊娠中はワクチン接種ができないため、同居家族など周囲の方からの感染を防ぐことが極めて重要です。
今後妊娠を希望または予定している方においては、予め1か月間程度避妊した後接種すること、ワクチン接種後2か月程度は妊娠を避けることなどの注意が必要です。
 

7. 海外に行く前・帰ってきた後の注意点

海外に行く前には、麻しんの予防接種歴を母子健康手帳などで予防接種歴を確認しましょう。
2回接種していない方は、予防接種を検討してください。
海外に行った方は、帰国した後、2週間程度は健康状態(特に、高い熱や全身の発赤、咳、鼻水、目の充血などの症状)に注意しましょう。
 

海外に行く前に(厚生労働省)(外部リンク)

帰国した後に(厚生労働省)(外部リンク)

8. 医療機関の皆様へ

麻しんを疑う患者が来院された際、診断や対応の参考にしてください。


 麻しん診断・対応フロー図(PDF形式 1,859キロバイト)

麻しん(はしか)(厚生労働省)(外部リンク)

このページに掲載されている情報のお問い合わせ先

健康医療部保健対策課
〒192-0046 八王子市明神町三丁目19番2号 東京たま未来メッセ 庁舎・会議室棟5階
電話:042-645-5162 
ファックス:042-644-9100

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