八王子城跡

〔元八王子町三丁目ほか〕

北条氏照により築城された小田原北条氏最大級の支城です。現在は、戦国末期の石垣をはじめとする遺構が復元・整備され、御主殿や御主殿入口部の虎口も整備されています。平成18年（2006年）に、日本100名城に選定されました。

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滝山城跡

〔高月町ほか〕

大石氏が居城した後、北条氏照が入城し、由井領支配の拠点となりました。国内有数の中世城郭で、空堀・土塁・井戸などの遺構が良好に残存しています。平成29年（2017年）に続日本100名城に選定されました。

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≫都立滝山公園・滝山城跡

大善寺

〔大谷町〕

大善寺は、北条氏照が讃誉牛秀（さんよぎゅうしゅう）に帰依して開基となり、永禄5年（1562年）滝山城下に創建しました。北条氏照が八王子城へ移った際にも共に移転したといいます。八王子城落城の際に寺も焼失、大横町へ移転しました。その後、大和田町へ移転し、昭和56年（1981年）大谷町に本堂が完成しました。

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大石氏居館跡

〔下柚木〕

　
「大石氏居館跡」として市史跡に指定されている永林寺の開基は、滝山城主大石定久で、開山は定久の叔父長純と伝わっています。定久は氏照に家督を譲った後、この地に隠居して真月斎と名乗ったといわれています。なお、『新編武蔵風土記稿』では「由木氏邸跡」と紹介されています。

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横山党根拠地

〔元横山町二丁目〕

横山党は、平安時代末期から鎌倉時代前期にかけて存在した武蔵国の最大規模の武士団です。八幡八雲神社境内付近一帯が横山党根拠地であったと考えられ、横山党の始祖横山義孝を祀った横山神社があります。

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広園寺境域

〔山田町〕

　　
甲斐国向嶽寺（こうがくじ）（山梨県甲州市）の峻翁令山（しゅんのうれいざん）が開山、大江師親（もろちか）が開基といわれている臨済宗の寺です。参道の近くの「枡形」に、大江氏の屋敷があったと伝わっています。八王子城攻めの戦火や元禄時代の火災によって堂舎が失われましたが、江戸時代中期に復興された建物が現存しています。

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片倉城跡

〔片倉町〕

　　
室町時代、大江流長井氏が居城していたといわれています。小田原道（国道16号）と北野街道を押える要衝です。空堀などの名残が見られます。現在は、片倉城跡公園となっています。

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≫片倉城跡公園

八王子神社

　〔元八王子町三丁目〕

八王子神社が建立されている深沢山に北条氏照が八王子城を築いた際、神社に祀られる八王子権現を城の守護神としたといわれています。また、現在の市名の起源は、ここに由来しています。

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相即寺

〔泉町〕

近世期には、川口から恩方、高尾方面への通行に利用されていました。川口側の入り口には、庚申塔や第六天王という神奈川県の地域信仰のいわれを持つ石碑が立っています。

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宗関寺

〔元八王子町三丁目〕

永禄7年（1564年）に卜山舜悦（ぼくざんしゅんえつ）が開山し、北条氏照が開基となって建立されたといわれています。天正18年（1590年）の八王子城落城の際に本堂などの建物は焼け落ちましたが、氏照百回忌の折に新築され、氏照の法名から「宗関寺」と命名されました。

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浄福寺城跡（新城跡）

〔下恩方町〕

　　
案下城、松竹城、千手山城、新城ともいい、大石氏が案下道（陣馬街道）を押さえるため16世紀前半に居城したと考えられています。

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八王子城跡御主殿出土品

平成4 ～ 5年度（1992 ～ 1993年度）に行われた発掘調査では約7万点（2436個体）の遺物が出土しました。出土品の大半は中国製の皿でした。この他に国産の皿や碗、甕、建物に使われた釘や火縄銃の弾や弾の鋳型など多種多様な遺物が出土し、戦国時代の生活や文化、城での戦いの様相がうかがえます。

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