なぜ減塩が必要なの?
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食塩をとりすぎるとどうなるの?
味の濃いものや、しょっぱいものを好み、塩分をとりすぎると、体の水分バランスや浸透圧を保つために以下のような症状が出やすくなり、体に負担がかかります。
・のどが渇きやすくなる
・体がむくみやすくなる
・血圧が上昇する
・胃への負担が大きくなる(胃がんにかかるリスクが上がる)
塩分の摂りすぎは腎臓に負担がかかり、生活習慣病のリスクが上がります。
食塩をとったとき、体の中ではどうなっているの?
1.食塩をとりすぎると、血液中にナトリウムが過剰に取り込まれます。
2.体は、ナトリウム濃度を一定に保とうと、血液を水でうすめる働きをします。
3.それにより血液量が多くなり、心臓に負担がかかり、血管にも強い圧力がかかって、高血圧を招きます。
4.高血圧になると、血管が傷つき動脈硬化を進行させます。
5.動脈硬化は心筋梗塞や脳卒中など命にかかわる病気を招く恐れがあります。
塩分摂取の目標量はどれくらい?
塩分摂取目標量は、男性7.5g未満、女性6.5g未満とされています。(2020年版「日本人の食事摂取基準」)
現状の摂取量は男性10.9g、女性9.3gと過剰に摂取しています。(令和元年国民健康・栄養調査)
日本人は諸外国に比べ、食塩をとりすぎている傾向があります。一汁三菜を基本とした和食は、栄養バランスのとれた食事ではありますが、塩分が多く含まれている料理が多く、
食塩の過剰摂取につながりやすいため注意が必要です。
どのように減塩したらよいの?
減塩のポイントについて、詳しくはこちらで紹介しています。
隠れ塩分に注意! 加工食品やレトルト食品、外食や市販のお惣菜にも食塩が多く含まれてます!
野菜と塩分
野菜に含まれるカリウムは、細胞の浸透圧を調節し余分な塩分を体外に排出させる働きがあります。
野菜を積極的に食べることも減塩につながります。
~カリウムが多く含まれる食品例~
ほうれん草、焼き芋、アボカド、にら、ジャガイモ、トマトなど
野菜摂取と減塩のチラシをご活用ください!
外食の時は、はちおうじ健康応援店をご活用ください!
外食の時も、野菜摂取や減塩など、「カラダに優しいサービスが受けられるお店」です。
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