要配慮者利用施設における避難確保計画の作成・提出について

　近年の水害、土砂災害により、要配慮者利用施設（社会福祉施設、学校、医療施設その他の主として防災上の配慮を要する者が利用する施設）にて、避難の時機を逸したことによる甚大な被害が多く発生したことに関連し、水防法および土砂災害防止法等の関係法令が改正され、「市町村地域防災計画にその名称及び所在地を定められた要配慮者利用施設について、想定される災害種別（水害、土砂災害及び津波災害）ごとの避難確保計画を作成し、計画に基づく避難訓練を実施すること」が義務付けられました。

　これを受け、該当施設利用者の円滑かつ迅速な避難確保の実現を図るため、八王子市地域防災計画に、「市域内における避難を要する要配慮者利用施設の名称および所在地」を掲載しています。

地域防災計画に掲載する対象施設へは、担当各課より別途連絡をしてまいります。
施設管理者の皆様におかれましては、災害種別に応じた避難確保計画を作成し、担当課へ提出をお願いします。

洪水浸水想定（予想）区域および土砂災害（特別）警戒区域の確認方法

浸水想定（予想）区域および、土砂災害（特別）区域については、八王子市総合防災ガイドブック（第3版）で確認することができます。

八王子市総合防災ガイドブック（第3版）の地図部分を抜粋したハザードマップのページでも確認できますのでご参照ください。

八王子市総合防災ガイドブック（土砂災害ハザードマップ・洪水ハザードマップ）

ハザードマップ

※本マップの情報は令和4年（2022年）12月時点のものです。調査の結果変更となった場所等もありますので、本ハザードマップだけではなく、必ず最新の指定状況をご確認ください。

最新の指定状況は、以下のリンク先から確認することができます。

多摩川・浅川・大栗川の洪水浸水想定区域図（想定最大規模）（外部リンク）

東京都指定浸水予想区域図（外部リンク）

 土砂災害警戒区域等マップ（外部リンク）

計画の作成

避難確保計画の作成にあたり、本市では、避難確保計画のひな形およびチェックリストを作成しました。

下記のひな形と、確認用チェックリストを参照のうえ、作成いただければ幸いです。

避難確保計画（雛形）避難確保計画（雛形Ｒ7修正ワード形式 111キロバイト）

避難確保計画チェックリスト（ワード形式 21キロバイト）

避難訓練の実施

・作成した「避難確保計画」に基づいて避難訓練を実施ください。

・施設職員の皆さまのほか、可能な範囲で利用者の方にも協力いただき、多くの方々が避難訓練に参加することで、より実効性が高まります。

・ハザードマップを活用し、水害や土砂災害に対して安全な場所へ速やかに避難するなど、浸水想定（予想）区域や土砂災害（特別）警戒区域などの地域の災害リスクの実情に応じた避難訓練を実施することが重要です。

・市への報告様式は自由ですが、下記に参考様式を掲載しますので、ぜひご活用ください。

02要配慮者利用施設の避難確保計画に基づく訓練実施報告書（ワード形式 14キロバイト）

02要配慮者利用施設の避難確保計画に基づく訓練実施報告書（PDF形式 186キロバイト）