宅地の安全性について
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近年、全国各地で発生している大震災や集中豪雨などの自然災害は、地盤沈下や崖崩れを引き起こ
し、宅地へ甚大な被害をもたらしています。
被害を予防するためには、所有者が日常的に宅地を点検し良好に管理することが大切です。
宅地の状況によっては建築士などの専門家による点検が必要なこともありますが、先ずは以下につ
いてご確認ください。
□点検するポイント□
●擁壁(ようへき)
・石積みブロックのズレ、亀裂、沈下がないか。
・水抜き穴に物が詰まっていないか。
・塀などに用いるコンクリート製ブロックを土留めとして設置していないか。
※擁壁とは、宅地を造成する際などに土砂崩れ防止のために設ける鉄筋コンクリートや石積み
ブロックなどからなる壁のこと。
● 排水溝(はいすいこう)
・ズレ、破損がないか。
・落ち葉、土砂が積もっていないか。
● 崖(がけ)
・崖からの湧水、落石がないか。
・倒れそうな樹木がないか。
※崖とは、水平な地面に対し30度を超える傾斜のある土地のこと。
● 家屋周辺
・宅地内に地割れ、陥没がないか。
□点検後のポイント□
点検結果で気になることがある場合は、建築士などの専門家に相談することをお勧めします。
また、今回の点検で気になることがなかった場合でも、定期的にご自分の宅地の点検を行い、
良好な状態が保たれるようにしてください。
<参考>
・国土交通省「わが家の宅地安全マニュアル」
https://www.mlit.go.jp/toshi/content/001469222.pdf(外部リンク)
・東京都多摩建築指導事務所「既存擁壁の安全確保について」
https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/tamakenchikushidou/pdf/140929_anzen.pdf(外部リンク)
このページに掲載されている情報のお問い合わせ先
- まちなみ整備部開発審査課
-
〒192-8501 八王子市元本郷町三丁目24番1号
電話:042-620-7298
ファックス:042-626-3616