八王子市屋外広告物賞

更新日:平成31年2月8日

ページID:P0024555

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景観向上と屋外広告物への市民の関心や事業者の意識啓発につなげるため、本市で初めて「八王子市屋外広告物賞」を選定しました!

受賞広告物

屋外広告物賞パンフレット(PDF形式 5,435キロバイト)

最優秀賞

カキノキテラス (田町) 

  • 優良デザイン部門

広告主 株式会社ジャックル浦島屋

    代表取締役 藤江兼次 

設計者 リ・ハイフン 佐々木玲 

施工者  有限会社OSPデザインボード 

カキノキテラス

木製の塀にある柿の木をモチーフとしたロゴとカキノキテラスの文字を抽象化したゲートデザインは、ゲートの先の店のシンボルでもある庭の柿の木と更にその奥にある古民家を改修した店とが相まって、居心地のよい場所としてのカフェの雰囲気を醸し出している。また、店のオーナーの店に対する思いも感じられる。ロゴとゲートのデザインは、控えめであるが色使いなどが洗練されているために、シンボルとしてアイデンティティのあるものになっている。また、地区の景観にも馴染んだものになっている。(倉田直道)

優秀賞

ブーランジェリーパリール (西片倉)

  • 優良デザイン部門

広告主 桜庭一仁          ブーランジェリーパリール

白い壁を背景に、看板やベンチ、プランターや舗装などが、店の性格を表すように統一感を持って品よくまとめられたデザインが印象的である。その中で、店舗玄関脇にシンプルに設置された看板は、店舗名を記した切り文字と照明器具がセットのように配置され、絵画のキャンバスのような白い壁に印象的な影を落としており、大きく派手でなくとも印象的な看板のあり方を示唆している。意図されているかは不明だが、車の往来が多い通り側の壁面に描かれた、広告の大きさやパン屋であることの表現と、歩いて近づく玄関側の壁面に演出された商品の広告よりも雰囲気を演出する表現が使い分けられていることも、住宅地内の店舗における屋外広告の好例である。(川原晋)

美容室クレッシェンド (横山町)

  • まちなみ調和部門

広告主 有限会社クレッシェンドコンパーニャ

    代表取締役 宮上武蔵

設計者 有限会社クレッシェンドコンパーニャ

    代表取締役 宮上武蔵

    工房めたる須弥主 塩田海人

施工者 株式会社YSKデザイン 藤田陽一

美容室クレッシェンド

意匠性のある街灯や街路樹の整備されたパーク壱番街通りの雰囲気に呼応するような、ロートアイアンの樹木のオブジェが印象的な外観の店舗である。そのアールヌーボー的なデザインが、店舗名を記した壁面看板や控えめな置き看板にまで統一され、美容室の優雅な雰囲気を通りに向けてうまく表現している。2階まで一体的に外観がデザインされていることも含め、全体として、高容積のビルが並ぶこの通りの中で、パーク壱番街通りの公共デザインと一体となってヒューマンスケールの雰囲気や楽しさを感じさせる低層部が作られている。(川原晋)

コーヒーブリックス (片倉町)

  • まちなみ調和部門
広告主 塚本勇喜          コーヒーブリックス

片倉城跡公園の入口近くある煉瓦造りの“コーヒーブリックス”は、昔、蔵として使われていた建物を改装して活用している。木造和風の建物には見られない彩度のある煉瓦色は、周辺の建物と適度な対比があり、地域のよいランドマークともなっている。このお店の看板には古風な欧文書体が使われており、レンガの外壁と唐草模様の外灯とも調和して独特な雰囲気を醸し出している。さらにこの建物を少し引いて見ると、隣接するアパートの外装にも煉瓦タイルが使われており、このコーヒーブリックスと連続した心地よいまち並みをつくっている。そして店内に入ると、模型飛行機のエンジンが数多く展示されており、これもなかなか見応えがある。(吉田愼悟)

奨励賞

高尾山口駅 駅名広告 (高尾町)

  • 優良デザイン部門

広告主 京王電鉄株式会社

設計者 隈研吾建築都市設計事務所

施工者 株式会社京王エージェンシー

高尾山口駅

平成27年、京王高尾線高尾山口駅駅舎がリニューアルされ、杉材を使った木組みが美しく、ダイナミックな屋根が来場者の目を楽しませ、高尾山登山のゲートとしての役割を担っています。その駅舎に表示された駅名の表記は、「和」をイメージした建物デザインに呼応させた柔らかでありながら凜としたフォルムを持つ明朝体を選択し、背景の自然と一体となった良質な駅空間の創出に寄与しています。この書体は構内のサインにも使われており、駅舎全体のサインデザインの統合も図られています。(田口敦子)

コーヒーMORO (犬目町)

  • 優良デザイン部門

広告主 諸星房男

設計者 諸星秀代      

施工者 諸星秀代         

MORO

道路沿いに見えてくる、2本のポール上に乗っているコーヒーカップのシンプルなフォルムと素材感は、アート性を伴いながらほのぼのと温かく、ユーモラスな造形性によってコーヒーショップの存在を知らせる店舗サインの役割を担って評価されました。営業内容を文字表記に頼らず、実物のデイフオルメによる模型によって伝える造形(模型)看板は江戸時代にその手法を完成した形式ですが、店舗サインの表示が煩雑にならない事が景観形成に寄与する手法であり、また近年は、街に外国人の方々の姿が増加している時代にあって、言語のバリアフリー効果が期待できると、改めて注目をされています。(田口敦子)

矢島染物店 (中町)

  • まちなみ調和部門

広告主 有限会社矢島染物店

    代表取締役 矢島國    

施工者 株式会社 三恵建設

矢島染物店

八王子は明治時代のはじめから、生糸と絹織物を主産業とする織物のまちとして発展してきた。矢島染物店は高級白生地に染色する高い技術をもった店として、明治初年から続けられてきており、その歴史が感じられる広告物である。瓦葺木造二階建ての平入りの店の前に木彫の店の名が架けられ、朱色の和傘の奥に「染」と印された暖簾が下げられている。この一軒の店だけでも織物のまち八王子の歴史を十分に物語っている。このような広告物がまちの所々にあることは、街並みの形成にとって大事なことである。(亀山章)

受賞作品の所在地

受賞作品の所在地については、パンフレットと次の地図をご参照ください。(画像をクリックすると拡大します。)

屋外広告物賞地図

表彰式

2019年2月7日に表彰式を開催し、市長より受賞者に賞状を授与しました。また、八王子市景観審議会を代表して、倉田直道会長より祝辞をいただきました。

表彰式

受賞者集合写真

受賞者の声

受賞について、皆さまからコメントやご意見をいただくとともに、お店の素敵なこだわりをうかがいました。

受賞者の声(PDF形式 728キロバイト)

周知イベント

2019年10月に、市内の西放射線ユーロードで開催された「わくわくフェア」に出展しました。パネルやパンフレットをご覧いただくとともに、建物模型に看板を取り付ける製作コーナーを実施し、お子さんをはじめ多くの市民の方に訪れていただきました。

わくわくフェア

募集の経過

募集期間:2018年1月15日から3月15日まで(2か月間)

八王子市内にあるすべての屋外広告物を対象に、「素敵な看板」を募集したところ、175件の応募がありました。八王子市景観審議会にて審査・選考を行い、優良デザイン部門4件、まちなみ調和部門3件を「八王子市屋外広告物賞」に決定しました。

応募要項(PDF形式 1,002キロバイト)

このページに掲載されている情報のお問い合わせ先

まちなみ整備部まちなみ景観課
〒192-8501 八王子市元本郷町三丁目24番1号
電話:042-620-7267 
ファックス:042-626-3616

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