入所申込みのしかた

原則、要介護3から要介護5の認定をお持ちの方が利用できるサービスです。（要介護1または要介護2の方で、居宅において日常生活を営むことが困難なことについて、やむを得ない事由がある方も特例で利用できます。）（補足）要支援または非該当の方は利用できません

平成27年4月1日から、介護保険制度改正により要介護3から要介護5の認定をお持ちの方が利用できるサービスとなりました。しかし、要介護1または要介護2の方で、居宅において日常生活を営むことが困難なことについて、やむを得ない事由がある方も特例で利用できます。八王子市内の介護老人福祉施設24か所と地域密着型介護老人福祉施設2か所では、以下で説明する流れに沿って申し込まれた方の状況を判断し、より必要性の高い方から入所していただいています。
入所の申込みの際には、お体の具合や介護の状況を知らせていただく必要がありますので、必要な書類をそろえて希望する施設にお出しください。

提出書類

1. 介護老人福祉施設・地域密着型介護老人福祉施設入所申込書兼居宅・施設における介護状況報告書（様式1）
2. 特記事項（様式2）
   （補足）要介護1または要介護2の方は、必ず特例入所欄に「入所希望するやむを得ない事由」について該当するものにチェックを付けて、その「心身の状況、生活の様子、困っていること」を具体的にご記入ください。
3. 介護保険被保険者証の表面（一）（二）（三）のコピー（三つ折りになっている保険証を開いてコピーしてください）
4. （補足）認定調査票（特記事項も含む）→保険者（介護保険被保険者証を発行した市区町村）に申し出てください
   （補足）提出書類4について
   八王子市民の方は、「介護保険情報提供依頼書（様式3）」を提出することによって、省略することができます

申込書の提出先

入所を希望する介護老人福祉施設・地域密着型介護老人福祉施設

お問合せ先

手続きなどに関すること：入所を希望する施設
入所基準全般に関すること：介護保険課 042-620-7416

申込書はどこにありますか。

介護老人福祉施設・地域密着型介護老人福祉施設
市役所 高齢者福祉課
市民部事務所
地域包括支援センター

（補足）申込書類は下記からでもダウンロードできます。

• 介護保険関連の申請書

入所申込みから決定までの流れ

希望する施設へ入所申し込み

施設や市役所で配布する申込書を施設に提出してください。

（補足）書類の提出後に内容の変更（お身体の具合やご家族の状況など）があった場合は、その都度ご提出ください。

施設申込者の入所の必要性を点数化

配点の基準については次の項目にあります。

入所検討委員会において入所予定者を決定

施設が点数化した本人の要介護度や介護者の状況などと、その他の点数とならない特別な事情などをあわせて、各施設が設置した入所検討委員会が審査を行い、必要性の高い方を優先して入所の順序を決定します。

入所必要性の評価基準（配点表）

八王子市内の介護老人福祉施設及び地域密着型介護老人福祉施設は、原則として下記の基準により点数の高い方から入所者を決定します。また、この点数に加算されないような特別な事情がある方は、申込みの際に「特記事項」に明記することにより、入所検討委員会で考慮されます。

1 本人の状況

要介護度5：25点
要介護度4：20点
要介護度3：20点（認定調査票の認知症高齢者の日常生活自立度が3.a以上）
要介護度3：15点（認定調査票の認知症高齢者の日常生活自立度が3.a未満）
要介護度2：15点（認定調査票の認知症高齢者の日常生活自立度が3.a以上）
要介護度2：10点（認定調査票の認知症高齢者の日常生活自立度が3.a未満）
要介護度1：10点（認定調査票の認知症高齢者の日常生活自立度が3.a以上）
要介護度1：5点（認定調査票の認知症高齢者の日常生活自立度が3.a未満）

2 介護の困難性（主たる介護者の状況）

身寄りがないなど、介護者がいない：25点
主たる介護者が長期入院中などの状況にあり、介護ができない：25点
主たる介護者が要介護状態、病気療養中、障害を有するなどの状況にあり、十分な介護が困難：20点
主たる介護者が要支援状態、高齢（85歳以上）などの状況にあり、十分な介護が困難：15点
主たる介護者が入所申込者以外の者も介護している、遠隔地（片道1時間以上）に住んでいるなどの状況にあり、十分な介護が困難：15点
主たる介護者が未就学児を育児中、生計中心者として就業中(週35時間以上勤務)などの状況にあり、十分な介護が困難：15点

（注意）該当する項目が複数ある場合は、最も点数が高い項目を適用する。

3 住宅の状況

住宅がない、または住宅に介護上の問題がある：5点

4 点数化できない要素について入所検討委員会の中で参考とする。