ワーク・ライフ・バランスってなあに

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社員の笑顔が、会社の活力

ワーク・ライフ・バランスとは、「仕事と生活の調和」という意味で、仕事と私生活のバランスのとれた働き方を目指そうという考え方です。

企業のワーク・ライフ・バランスにつきましては、以下の「企業のためのワーク・ライフ・バランス」リーフレットをご覧ください。

企業のためのワーク・ライフ・バランス リーフレット(2021)(PDF形式 208キロバイト)

男女で家事・育児・介護に参加できる働き方をすすめてみませんか

共働きの増加や、若者世代の意識の変化を背景として、仕事も家庭も大切にしたいという人が増えています。
一部の企業では、勤務時間を個々に設定できる「フレックスタイム制」や、一人分の仕事を二人以上で担当する「ジョブシェアリング」などの導入を始めています。
ライフスタイルにあった働き方ができるように、いま企業には多様な働き方ができる環境を整えていくことが求められています。

なぜいま企業に求められているか

従業員へのニーズの対応

共働きが増加し、夫婦で育児や介護を分担できる職場環境は男女共通のニーズとなっています。

多様な人材の活用

厳しい競争環境の中で、性別、年齢、価値観など、多様な人材の能力を活用することが不可欠です。

仕事と生活のバランス

従業員が健康で意欲を持って取り組める仕事時間と生活時間のバランスが大切です。

CSR(企業の社会的責任)の遂行

従業員の多様性を尊重し、安心して快適に働き続ける職場づくりに取り組む企業が増えています。

企業にとってどんなメリットがあるのか

優秀な人材の確保・定着

労働者が希望するライフスタイルを実現できる環境を提供することは、優秀な人材を惹きつける重要な要素の一つになります。

従業員の意識・生産性の向上

職場環境に対する満足感を高め、従業員から高い労働意欲と能力を引き出すことができます。また、仕事と離れる時間を持つことで、新たな視点を持ち、創造性が高まるなどの効果が期待されます。

仕事内容の見直し、効率化

育児休業や短時間勤務は、職場における業務分配方法の見直し、業務や情報の共有化など仕事の進め方を見直し、効率化するきっかけになります。

従業員や家族にとってどんなメリットがあるか

  • 育児を楽しむことで、仕事も意欲的になります
  • 心身をリフレッシュでき、生産性が向上します
  • 家族で過ごす時間が増えます

可能にするには

企業理念

従業員一人ひとりの仕事と生活を大事にすることを企業理念として掲げることが考えられます。

トップの姿勢や取り組み

トップがワーク・ライフ・バランスに取り組む姿勢を明確化し、組織全体の意識改革を促していくことが大切です。

その他にも

管理職や従業員の意識改革
人事制度の工夫
労働時間管理の工夫
長時間労働の見直し
育児・介護休業制度の整備 

希望と現実のギャップ

「平成29年度(2017年度)男女共同参画に関する市民意識・実態調査」では、家事・育児・介護における男女の関わり方の意識について、「男女とも平等に分担するのが望ましい」と回答している人の割合が、家事は44.2%、育児は52.5%、また、介護は21.9%となっています。

しかし、実際の関わり方は、「男性・女性両方で平等に担っている」と回答している人の割合が、家事は14.9%、育児は7.5%、また、介護は9.7%にとどまっており、希望と現実にはギャップがあることがわかります。

【表1:家事・育児・介護における男女の関わり方の意識】

理想(WLB)


【表2:家事・育児・介護における実際の男女の関わり方】

現実(WLB)

出典:「平成29年度(2017年度)男女共同参画に関する市民意識・実態調査」

一般事業主行動計画を策定しましょう

 【女性活躍推進法等に関するURL】
  厚生労働省ホームページ
     https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000091025.html

このページに掲載されている情報のお問い合わせ先

市民活動推進部男女共同参画課
〒192-0082 八王子市東町5-6 クリエイトホール8階
電話:042-648-2230 
ファックス:042-644-3910

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