おたふくかぜ予防接種
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おたふくかぜワクチンについて
発熱と耳の下の腫れを主症状とするおたふくかぜを予防するワクチンは、定期接種化されていません。そこで、子育て世帯の応援と、子どもの健康を守るため、本市独自の施策として、令和4年(2022年)4月から無料で接種できるようになりました。接種費用2回の助成は多摩地域では初めての取り組みです。
予防する病気
ムンプスウイルスの飛沫感染(咳や会話で飛び散るしぶき)で発症します。潜在期は2から3週間で、おもな症状は耳の下の腫れで、あごのまわり、舌の下あたりが腫れることもあります。発熱することもあります。
発病数日前から、耳の下の腫れが始まった後5日を経過するまでは、まわりの人に感染させる可能性があります。
合併症として、無菌性髄膜炎、脳炎、膵炎、難聴があり、思春期以降の男性では睾丸炎も見られます。特に回復が難しい難聴(多くは片側)には注意が必要です。
ワクチンの効果
ムンプスウイルスを弱毒化した生ワクチンです。1回の接種で発症者数を88%、2回の接種で99%減らすことができるといわれています。
接種期間
助成接種できる年齢:1歳の誕生日の前日から1歳11か月(2歳の誕生日の前日)までと小学校就学前の1年間
接種回数:2回(各期間1回)
接種費用
無料
接種当日に八王子市に住民登録があることが要件となりますので、接種後に市民ではないことが判明した場合には、費用をお支払いいただきますのでご注意ください。
実施医療機関
市内の個別予防接種実施医療機関(定期の欄に丸がある医療機関)へ電話で予約し、接種を受けてください。当日は母子手帳と健康保険証(乳幼児医療証)をお持ちください。
特別な事情により、市外の医療機関での接種を希望する場合には事前の手続きが必要です。
詳しくはこちらをご覧ください。
接種後の副反応
接種後の副反応の主なものは接種部位の発赤、腫れです。接種後20日前後に発熱や耳下腺の腫れがみられることがあります。
まれにショック、アナフィラキシー、無菌性髄膜炎、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)、脳炎・脳症、血小板減少性紫斑病、難聴、精巣炎(睾丸腫大)が起きることがあります。これらの症状や、何らかの異常が強く出た場合には、速やかに医師の診察を受け保健所保健総務課へ連絡してください。
(注)アナフィラキシー:通常接種後約30分以内に起こるひどいアレルギー反応のこと。顔が急にはれる、全身にひどいじんましんが出る、息が苦しい、嘔吐などの症状やショック状態になるような、激しい全身反応のこと。
健康被害救済制度
おたふくかぜ予防接種は八王子市独自の制度であるため、万が一、接種により重篤な健康被害が発生して認定された場合は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法の規定に基づき、健康被害に対する給付が行われます。
このページに掲載されている情報のお問い合わせ先
- 健康医療部(保健所)健康づくり推進課 予防接種担当
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〒192-0046 八王子市明神町三丁目19番2号 東京たま未来メッセ 庁舎・会議室棟5階
電話:042-645-5102
ファックス:042-644-9100