B型肝炎予防接種
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予防する病気
B型肝炎は、B型肝炎ウイルスの感染により起こる肝臓の病気です。B型肝炎ウイルスへの感染は、一過性の感染でおわる場合と、そのまま感染している状態が続いてしまう場合(この状態をキャリアといいます)があります。キャリアになると慢性肝炎になることがあり、そのうち一部の人では肝硬変や肝がんなど命に関わる病気を引き起こすこともあります。
ワクチンの効果
ワクチンを接種することで、体の中にB型肝炎ウイルスへの抵抗力(免疫)ができます。免疫ができることで、一過性の肝炎を予防できるだけでなく、キャリアになることを予防でき、まわりの人への感染も防ぐことができます。
接種期間
無料で接種できる年齢:生後11か月(1歳の誕生日の前日)まで
推奨接種年齢:2か月から8か月まで
接種回数:3回
接種間隔:1回目と2回目の間は中27日以上
3回目は1回目の接種日から中139日以上
回数不足分の特別接種
八王子市では、B型肝炎予防接種の接種回数が不足している1歳から2歳11か月までのお子さんを対象に無料の特別接種を実施しています。なお特別接種は八王子市独自の制度です。
対象者
- 接種日当日に八王子市に住民登録のある方
- 接種日当日の年齢が1歳(1歳の誕生日の当日)から2歳11か月(3歳の誕生日の前日)の方
- B型肝炎ワクチンの3回の接種が完了していない方
B型肝炎ウイルスに母子感染した場合は出産直後から健康保険による予防接種が開始されるため、特別接種の対象となりません。
実施医療機関
市内の個別予防接種実施医療機関(定期の欄に丸がある医療機関)へ電話で予約し、接種を受けてください。当日は母子健康手帳と健康保険証(乳幼児医療証)をお持ちください。
市外で予防接種を受けたい方へ
特別な事情により、市外の医療機関での接種を希望する場合には事前の手続きが必要です。なお、町田市、日野市、多摩市、稲城市の医療機関で接種を希望する場合は、事前の手続きは不要です。ただし、回数不足による特別接種をご希望の方は事前の手続きが必要となります。
詳しくはこちらをご覧ください。
接種後の副反応
接種後の副反応は、局所反応として接種した部位の赤み、腫れ、痛み等があります。全身反応としては、発熱や不機嫌等があります。
非常にまれですが、アナフィラキシー(注)などの重大な副反応があるといわれています。
通常の反応のほかに何らかの異常(けいれん・高熱など)が強く出た場合には、速やかに医師の診察を受け保健所保健総務課へ連絡してください。
(注)アナフィラキシー:通常接種後約30分以内に起こるひどいアレルギー反応のこと。顔が急にはれる、全身にひどいじんましんが出る、息が苦しい、嘔吐などの症状やショック状態になるような、激しい全身反応のこと。
健康被害救済制度
予防接種を受けて、万が一、重篤な健康被害が発生し認定された場合には、予防接種法または独立行政法人医薬品医療機器総合機構法の規定に基づき健康被害に対する給付が行われます。
このページに掲載されている情報のお問い合わせ先
- 健康医療部(保健所)保健総務課 予防接種担当
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〒192-0046 八王子市明神町三丁目19番2号 東京たま未来メッセ 庁舎・会議室棟5階
電話:042-645-5102
ファックス:042-644-9100