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令和7年度(2025年度) 高齢者インフルエンザ予防接種について

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ページID:P0035761

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この予防接種は希望する方が受ける予防接種です。必要性を理解し、体調が良いときに接種を受けましょう。

 予防する病気

インフルエンザは、インフルエンザウイルスの飛沫感染などによって起こる病気です。
インフルエンザウイルスの感染を受けてから1日から3日間ほどの潜伏期間の後に、突然の発熱や関節痛、呼吸器症状(咳、鼻汁)など、いわゆる「かぜ」に比べて全身症状が強く現れます。
特に高齢者や、免疫力の低下している方では、二次性の肺炎を伴うなど、重症化しやすい傾向があり、入院や死亡のリスクが高まります。

インフルエンザワクチンについて 

インフルエンザの予防接種は、感染を完全に阻止する効果はありませんが、発病の予防や、発病後の重症化や死亡を予防することに一定の効果があるとされています。
ワクチンを接種することにより、高齢者では34から55パーセントの発病を阻止し、82パーセントの死亡を阻止する効果があったと報告されています。

 接種期間

令和7年(2025年)10月6日(月曜日)から令和8年(2026年)1月31日(土曜日)まで

ワクチンの流通状況により、医療機関によって接種開始日が遅れたり、接種終了日が早まることがあります。

例年インフルエンザの流行は12月から3月が中心です。
ワクチンが十分な効果を維持する期間は接種後約2週間後から約5か月とされているため、より有効性を高めるために10月から12月中旬までに接種を受けることをご検討ください。

 対象者

次のいずれかに該当し、接種を希望する方

  • 接種当日に八王子市に住民登録がある65歳以上の方(65歳の誕生日の前日から接種可能)
  • 接種当日に八王子市に住民登録がある60歳から64歳で次の1・2のいずれかの障害を有する方
    1.心臓・腎臓・呼吸器の機能において、自己の身辺の日常生活が極度に制限される程度の障害
    2.免疫の機能において、ヒト免疫不全ウイルスにより、日常生活がほとんど不可能な程度の障害
    ※1・2ともに身体障害者手帳1級相当の方が対象ですが、接種前に必ず医師に相談してください
    ※該当する疾病の身体障害者手帳または診断書などのコピー(写し)を接種時に提出してください

 接種費用

自己負担額2,500円(助成は期間内1回のみ)

接種対象者で、次のいずれかに該当する方は無料で接種できます。

  • 生活保護受給証明書(市役所生活福祉地区第一・第二課で交付)を接種前に提出した方
  • 中国残留邦人等支援給付受給証明書(市役所福祉政策課で交付)を接種前に提出した方
    ※受給証明書の日付が、令和7年(2025年)4月1日から接種日までの場合のみ有効です

接種の受け方と持ち物

  • 事前に実施医療機関に予約をしてください。
  • 接種当日は医療機関に次の1、2、3をお持ちください。
    1 本人確認書類(マイナンバーカード等)
    2 接種費用または受給証明書
    3 身体障害者手帳等の写し(60歳から64歳の方のみ)
    ※接種助成券等は配付しておりません。
  • 接種当日に医療機関で予診票を受け取り、体調について詳しく記入してください(本人が記入できない場合は、体調をよく知るご家族等が、本人に確認をしながら記入してください)。

接種場所

八王子市と契約している高齢者インフルエンザ予防接種実施医療機関 
令和7年度八王子市高齢者インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症予防接種実施医療機関一覧_0925更新(PDF形式 693キロバイト)NEW!

町田市・日野市・多摩市・稲城市の実施医療機関であれば、特別な手続きを行うことなく高齢者インフルエンザ予防接種を受けることができます。
各市の実施医療機関については、八王子市保健所健康づくり推進課へお問い合わせください(実施医療機関への予約は必要です)。

また、施設入所や入院などの特別な理由により、八王子市・町田市・日野市・多摩市・稲城市の予防接種実施医療機関以外での接種を希望する場合には、必ず事前の申請が必要です。
市外で予防接種を受けたい方へ
【申込期間】令和7年(2025年)10月6日から令和7年(2025年)12月26日まで
【接種期間】令和7年(2025年)10月6日から令和8年(2026年)1月31日まで

接種を受けることができない方

 ・接種当日に明らかに発熱している方(通常37.5度以上の発熱がある場合)
 ・重篤な急性疾患にかかっている方
 ・予防接種の接種液の成分によってアナフィラキシー症状がでたことが明らかな方
 ・インフルエンザの予防接種で、接種後2日以内に発熱のみられた方及び全身性発疹等のアレルギーを疑う症状がでたことがある方
 ・上記の他、予防接種を行うことが不適当な状態にある方

医師との相談が必要な方

 ・心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患のある方
 ・予防接種を受けて接種後2日以内に発熱や全身性の発疹などアレルギーが疑われる症状がでたことがある方
 ・過去にけいれんの既往歴のある方
 ・過去に免疫不全症の診断がされている方及び近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
 ・接種しようとする接種液の成分に対してアレルギーがでるおそれのある方
 ・間質性肺炎、気管支喘息等の呼吸器系疾患のある方
 ・鶏卵、鶏肉、その他鶏由来のものに対してアレルギーがでるおそれのある方

接種後の副反応

発現割合

インフルエンザワクチン※厚労省資料から作成

10~20% 接種した部位(局所)の反応 赤み、はれ、痛み ※通常2~3日で消失
5~10% 全身性の反応 発熱、頭痛、悪寒、倦怠感 ※通常2~3日で消失

また、重大な副反応としてまれにショック、アナフィラキシー(注)があらわれることがあります。ほとんどは接種後30分以内に生じますが、まれに接種後4時間以内に起こることもあります。その他、ギラン・バレー症候群、けいれん、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)・脳症・脊髄炎・視神経炎・肝機能障害・黄疸・ぜんそく発作などがあらわれたという報告があります。これらの症状が出た場合は、速やかに医師の診察を受け、保健所健康づくり推進課までご連絡ください。

(注)アナフィラキシー:通常接種後約30分以内に起こるひどいアレルギー反応のこと。顔が急にはれる、全身にひどいじんましんが出る、息が苦しい、嘔吐などの症状やショック状態になるような激しい全身反応のこと。

健康被害救済制度

・予防接種では健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。
・この予防接種によって重篤な健康被害が生じ、認定された場合は予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。
・申請に必要となる手続きなどについては、住民票がある市の予防接種担当課までご相談ください。

このページに掲載されている情報のお問い合わせ先

健康医療部(保健所)健康づくり推進課 予防接種担当
〒192-0046 八王子市明神町三丁目19番2号 東京たま未来メッセ 庁舎・会議室棟5階
電話:042-645-5102 
ファックス:042-644-9100

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