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其の二 原始・古代の遺跡が語る人々の営み
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原始・古代の人々は、八王子でどんな暮らしをしていた?
八王子は、原始時代からの人々の生活の痕跡が見られる「遺跡のまち」です。遺跡からは石器や土器などの様々な遺物が発掘されています。遺物の発掘場所や地面からの深さ、種類や形状などから、原始・古代の人々の暮らしぶりなどがわかってきます。特徴的な遺物から、遺跡が語る原始・古代の人々の暮らしを読み解いてみましょう。
自然豊かな地形に恵まれた八王子は、自然の恵みを糧とする原始・古代の人々にとって、住みやすい地域だったと考えられます。
およそ3万5000年前の旧石器時代に人々が暮らしていた痕跡が多摩ニュータウンNo.402遺跡(松木)で確認されています。そのほかにも市内各地域で、旧石器時代から平安時代にかけての人々の生活の痕跡が数多く見つかっています。
様々な造形美を感じさせる縄文土器からは、厳しい狩猟採集生活の中でも、人々が創造性に富んだ豊かな心を持っていたことが感じられます。例えば、発掘された「子抱き土偶」や「土鈴形土偶」には、母親の愛情が感じられる造形が施されています。
八王子に暮らした人々は、遥か昔から自然と共に歩み、共同生活を営み、人や自然に対する優しさを持ち合わせていたのでしょう。そうした人々の心は、人や地域とのつながりを大切にしながら暮らし、発展してきた八王子の根底に受け継がれているのかもしれません。
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はちおうじ物語 其の二 原始・古代の遺跡が語る人々の営み(PDF形式 6,643キロバイト)
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