現在の場所 :
トップ > もしもの時のために > 防災・防犯情報 > 防犯情報 > 防犯に役立つ情報 > 市役所をかたる還付金詐欺にご注意!!

市役所をかたる還付金詐欺にご注意!!

更新日:

ページID:P0028763

印刷する

 現在、市民の皆さんをねらった詐欺電話が市内全域で多発しています。被害を防ぐには「犯人と話をしない」ことが非常に重要となります。不審な電話がかかってきたら、すぐに電話を切って、以前から知っている電話番号でご家族に確認するか、警察や市役所に電話で確認してください。留守番電話機能付きの電話機をお持ちの方は留守番電話に設定し、相手を確認してから電話を折り返すことも、被害にあわないために有効です。
 高齢のご家族がいる方は、特殊詐欺対策について、今一度話し合ってください。

・官公庁を装った手口(還付金詐欺)

・還付金の話に要注意

 市役所などの官公庁職員を装い、「保険料の還付金(返還)がある」「医療費の還付金(返還)がある」という名目で電話をかけてくる手口が多発しています。

 特に、機械操作が不慣れな高齢者を狙っています。「年金・医療費の還付(返還)がある」「先日書類を送ったが提出されていない」などと言い、期限が迫っていると焦らせ、今すぐコンビニや銀行等のATMに行って、手続きをしてほしいと誘導します。その後、ATMについたところで電話をかけさせ、「いまからあなた(被害者)の口座にお金を振り込むから、指示どおり操作してください」と言葉巧みに誘導し、実際には、被害者の口座から、犯人の口座へお金を振り込む操作をさせてお金を搾取する手口です。

・市役所での還付方法

 現在、八王子市では「医療費」、「国民健康保険税」、「介護保険料」、「市都民税」等の還付金がある場合、あらかじめ通知(書面)を郵送し、その後市民の方に書面で指定された口座に還付金を振り込む方法をとっています。

 警視庁によると、都内では、本物の通知が届いたところに、還付金詐欺の電話がタイミングよくかかってきたため、本当だと勘違いし、だまされるケースが増えているそうです。本市では、市民の方にATMを操作させて、還付することは絶対にありません。

・被害に遭わないために

 基本的に、官公庁がお金を還付(返還)する際は、電話だけで手続を済ませることは絶対にないということを念頭に置き、次の応対をしてください。

1.相手の部署、担当者氏名は必ず聞き取る。
2.不審に思ったら、電話を切る。
3.市または警察に詐欺の電話か確認する。(相手が申し出た電話番号には掛けないでください。)

【市の関係所管(問い合わせ先例)】
 ・介護保険課 庶務・保険料担当:620-7415
 ・保険年金課 後期高齢者医療担当:620-7364 など

・息子や孫などの身内を装った手口(オレオレ詐欺)

 息子や孫などの親族等を装い、「俺だけど」「カバンをなくした」「会社の書類と金が入った鞄を忘れた」「会社に損失が出てお金を補填しなければならない」「お金を用意して欲しい」などと言い、電話をかけてきます。

・被害に遭わないために

 日頃から家族や身近な人たちの中でSNSや電話などを利用して、家族のコミュニケーションを取ることが大切です。その中で特殊詐欺についての話題を出し、情報を共有して被害に遭わないよう十分注意してください。特に、別居のご両親や高齢の身内の方に、次のことを伝えてください。

1.「携帯電話の番号が変わった」という電話があったら 必ず前の携帯電話番号に電話してみる、前の携帯電話番号にかけても連絡がつかない 息子(孫)の自宅や、会社に電話をするなどして、必ず事実確認をしましょう。
2.現金を要求されたら一度電話を切って、必ず家族に相談しましょう。
3.息子(孫)に電話がつながらないなど、不安に思ったら近くの警察署に相談しましょう。

・警察官を装った手口(キャッシュカード詐欺盗)

 警察官を装い、あなたのカードが不正に利用されているという名目で電話をかけてくる手口が多いです。

 特に、高齢者を狙って「オレオレ詐欺犯人を捕まえた」、「あなたのキャッシュカードの情報が漏れている」、「あなたのキャッシュカードが不正に使われている」、「直すには新しいキャッシュカードや通帳にかえる必要がある」などと言い暗証番号を聞き出し、自宅に警察官になりすました者を向かわせ、あなたが封筒に入れたキャッシュカードを、犯人が持ってきた別の封筒に入れたカードとすり替えてだまし取る手口です。

・被害に遭わないために

 警察官がキャッシュカードの手続きすることは、絶対にないことを念頭に置き、応対してください。また、知らない人に銀行の暗証番号を教えることは、絶対にしないようにしましょう。「カードを預かりに行きます」に注意しましょう。

【在庫あり】自動通話録音機の貸し出しを行っています  

 一人暮らし高齢者の方等の特殊詐欺被害(オレオレ詐欺や還付金詐欺等)を防ぐため、市では警察などと連携し、自動通話録音機の無償貸与を行っています。
  
 貸し出しについては、一度被害に遭われた方や、被害に遭いそうになった高齢者世帯に優先して貸し出しを行っているところですが、そのほかの世帯にも、希望がある場合は一定条件の下、貸し出しを行います。希望される方は聞き取り調査を行うため、事前に防犯課(042-620-7395)までお問い合わせください。
  
 ※貸し出し可能な台数に限りがありますので、限られた台数を、支援を必要としている方に優先的にお貸出しする本事業の趣旨をご理解いただき、できる限り市販の自動通話録音機や詐欺電話・迷惑電話撃退機能付電話機の購入をご検討いただきますようお願い申し上げます。

【貸出の条件】
(1)市内在住で、65歳以上の高齢者が居住する世帯であること
(2)電話回線と連動した非常通報装置、ガス警報装置、ドアホンを使用していないこと
 

 自動通話録音機

このページに掲載されている情報のお問い合わせ先

生活安全部防犯課
〒192-8501 八王子市元本郷町三丁目24番1号
電話:042-620-7395 
ファックス:042-620-7322

お問い合わせメールフォーム