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八王子市議会政策提案のための所管事務調査

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所管事務調査

 所管事務調査とは、常任委員会が自主的に調査事項(テーマ)を設定し、その委員会が所管する事務について行う調査です。
 
 本市議会では、新たな議会改革の取組として、市民意見の反映と政策立案機能強化のため、令和3年6月から所管事務調査を実施しており、各委員会の専門性を発揮した政策提案や提言を目指し、委員間協議や行政視察など活発な調査活動を行っています。
 調査結果は、所管事務調査報告書を議長へ提出し、本会議で報告します。
 

 所管事務調査の実施により、これまで設置していた4つの特別委員会(都市づくり・ニュータウン対策、交通対策、復興支援・防災・危機管理対策、次世代支援・高齢社会対策特別委員会)は、令和3年6月24日の本会議で各委員長から2年間の調査・研究報告を行った後、廃止しました。

 今後は複数の常任委員会の所管事項にかかわる重要な案件などの審査・調査のため、必要な場合に特別委員会を設置していきます。

令和5年度~

総務企画委員会

テーマ:  多様なつながりから育む持続可能な地域づくりの推進

調査目的
急激な少子高齢化・人口減少に伴う地域のあり方の変化や、活力の低下が懸念される昨今、人と ひととのつながりを守り、地域のコミュニティをいかに活性化させるかは喫緊の課題である。
また、市民ニーズが多様化し、地域の課題も複雑化していることから、行政には多種多様な地域の実情を踏まえつつ、これまで以上に、きめ細やかでスピーディな対応が求められている。
こうした現状を踏まえ、幅広い世代や多様な主体が参画できる取組や、デジタル技術を活用したコミュニティづくり、地域づくりの担い手の負担軽減等、地域の主体的な活動を促すとともに、地域と行政の協働のための具体的な仕組みづくりに資することを目的とし、調査・研究を行う。
 
総務企画委員会の主な活動については、こちらからご覧ください。

文教経済委員会

テーマ:教員の働き方改革について

調査目的
学校を取り巻く環境の複雑化、多様化に伴い、教員に求められる役割が拡大し、教員の長時間労働及び人材不足等、様々な課題が山積している状況である。
こうした背景を踏まえ、本委員会では、本市における教員の働き方の現状・課題を把握し、本来の教員の業務である、子どもたちひとりひとりに寄り添い、様々な問題にしっかりと対応するための時間を確保できるような体制・環境の整備についての調査研究を実施する。
 
文教経済委員会の主な活動については、こちらからご覧ください。

厚生委員会

テーマ:乳幼児虐待予防に向けた子育て支援のあり方について

調査目的
全国的に児童虐待の相談件数が増加している状況は、社会全体で取組むべき重要な課題となっている。特に乳幼児期における虐待リスクが高く、その対策が求められている。
そこで、本市における妊娠期からの切れ目ない子育て支援の強化とともに、国などの動向を踏まえ、乳幼児虐待予防に向けた新たな施策展開について調査研究を行う。
 
厚生委員会の主な活動については、こちらからご覧ください。

都市環境委員会

テーマ:カーボンニュートラルに向けた公共施設のあり方

調査目的
地球温暖化による気候変動への対応、温室効果ガスの排出抑制は喫緊の課題であり、地域からの主体的積極的な取り組みが求められている。
公共施設における設備や運用をより環境へ配慮したものに変えていくための具体的な取り組みを軸に、市民の行動変容、市と様々な主体との協働等、多角的に調査・研究を行い、八王子市ゼロカーボンシティ宣言の実践につなげていくことを目的とする。
 
都市環境委員会の主な活動については、こちらからご覧ください。

令和3年度~令和4年度

総務企画委員会

テーマ:ポストコロナを見据えた危機管理の在り方について

調査目的

新型コロナウイルス感染症の収束が見込めない中で、令和元年東日本台風で甚大な被害を受けた本市においては、感染症との複合災害への対策がより重要であると考える。ついては、感染防止対策を踏まえた避難所の在り方をはじめ、複合災害への備えなど本市の現状と課題を把握するとともに、より効果的・効率的な対策を推進するため、AI等の最新のデジタル技術を積極的に活用し、市民の更なる安心・安全に資する防災・減災体制の強化を目指して調査・研究を行う。

総務企画委員会の主な活動については、こちらからご覧ください。

提言書・報告書・参考資料
令和5年2月22日の令和5年第1回定例会において、最終報告をしました。
報告内容は下記のとおりです。
総務企画委員会 所管事務調査報告書(PDF形式 807キロバイト)
総務企画委員会 所管事務調査提言(PDF形式 429キロバイト)
【別紙1】防災情報伝達における各プロセス(PDF形式 388キロバイト)

文教経済委員会

テーマ:児童生徒の登校支援~マンパワーとICTの活用~

調査目的
 
市の不登校児童・生徒数は1,000人を超える水準で推移しており、大きな課題となっている。
また、近年では不登校の原因が複雑化し、個々のケースへの対応に多くの時間を要する状況であるが、教育現場からは、十分に対応する人的余裕がないとの声が上がっており、個々の児童・生徒が抱える課題を受け止め適切に支援できる体制をつくり、不登校が生じない学校づくりやその子に合った登校支援の充実が求められている。
また、児童・生徒にタブレット端末が配布され、八王子市版GIGAスクール構想が推進される中、ICTの活用による学びの充実や登校支援の在り方も今後の課題である。
こうした背景を踏まえ、本委員会では、児童・生徒の登校支援の在り方について、人的資源の充実とICTの活用の視点から調査研究を実施する。
 
文教経済委員会の主な活動については、こちらからご覧ください。
 
提言書・報告書
令和4年9月22日の令和4年第3回定例会において、最終報告をしました。
報告内容は下記のとおりです。
 

厚生委員会

テーマ:・幼少期における発達障害の現状及びその相談支援体制について
    ・こども基本条例に関する調査・研究について

調査目的

子どもの発達障害を早期に発見・原因調査し、支援につなげることが重要であるが、その相談機関等が足りていない現状にある。ついては、本市の幼少期における発達障害に関する相談支援体制の強化に向けた調査・研究を行う。
また、新型コロナウイルス感染症の拡大を契機に、子どもの貧困やヤングケアラーなど、子どもを取り巻く様々な課題等が浮き彫りとなったが、子どもの基本的な権利・理念に根ざした政策を担保する法規範が整備されていない状況である。ついては、子どもの権利を守るために何が必要なのか等を調査し、子どもの権利を守るための理念や施策の方向性を定める「こども基本条例」について調査・研究を行う。

厚生委員会の主な活動については、こちらからご覧ください。

提言書・報告書・参考資料等
令和5年2月22日の令和5年第1回定例会において、最終報告をしました。
報告内容は下記のとおりです。
・幼少期における発達障害の現状及びその相談支援体制について  
厚生委員会所管事務調査報告書(PDF形式 649キロバイト)
「幼少期における発達障害の現状及びその相談支援体制について」に関する提言(PDF形式 270キロバイト)
・こども基本条例に関する調査・研究について 
厚生委員会所管事務調査報告書(PDF形式 856キロバイト)
「こども基本条例の調査研究」に関する提言(PDF形式 357キロバイト)
提言参考資料 条例試案及び付帯意見(PDF形式 580キロバイト)
参考資料1 「こども基本条例」条例案要綱(PDF形式 254キロバイト)
参考資料2 市民意見集約の調査内容及び結果(PDF形式 6,069キロバイト)

都市環境委員会

テーマ:水のまちづくり

調査目的
 
本市の財産ともいうべき豊かな水の活かし方について、現状を把握するとともに、水環境の保全や防災、地域振興、教育など、様々な角度から調査・研究を行い、市民が水のある空間を楽しめるような施策展開をハード・ソフトの両面から図ることで、本市独自の魅力を活かした、持続可能なまちづくりの実現に寄与することを目的とする。
 
都市環境委員会の主な活動については、こちらからご覧ください。
提言書・報告書
令和5年2月22日の令和5年第1回定例会において、最終報告をしました。
報告内容は下記のとおりです。
 

都市環境委員会 所管事務調査報告書(PDF形式 876キロバイト)

都市環境委員会 提言書(PDF形式 492キロバイト)

このページに掲載されている情報のお問い合わせ先

議会事務局議事課
〒192-8501 八王子市元本郷町三丁目24番1号
電話:042-620-7312 
ファックス:042-626-2458

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