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「ソボクなギモン」Q&A 過年度の質問・回答

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ページID:P0030853

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令和4年度

都立高校受験時の英語教科リスニングについて

質問

 現在、小学校高学年では英語が必修となっておりますが、高校受験の試験項目に英語のリスニングが適用されることにおいて、小学校でのリスニングの範囲や発音等の難易度があがるのでしょうか?小学校教員は英語を教えるにあたって、リスニングの学習指導についてどのような対策をお考えでしょうか?地域の英語発音に特化した学習ボランティアが可能な人材の早期発見等、PTA会員でやれる事はあるでしょうか。

回答

 現行(平成29年度告示)の小学校学習指導要領により、小学校中学年で外国語活動を、小学校高学年で外国語科の教科学習が導入されました。具体的には、中学年段階から「聞くこと」、「話すこと」を中心とした活動を通じて外国語に慣れ親しみ、外国語への動機付けを高め、高学年では、さらに文字を「読むこと」、「書くこと」の学習を取り入れることで、総合的、系統的に外国語を学び、中学校の外国語学習への円滑な接続を図ることがねらいとなっています。

 都立高校の入学者選抜においては、中学校段階までの外国語活動、外国語科教育を受けて、目標となっている「聞くこと、話すこと、読むこと、書くこと」の4技能を英語学力試験問題で評価できるように、平成9年度入学者選抜からリスニングテストが導入されました。

 さらに、令和5年度入学者選抜では、今年11月末に行われるスピーキングテスト(ESAT-J)が活用される予定です。小学校高学年の外国語科(英語)の「聞くこと」では、ゆっくりと話されれば、簡単な語句や基本的な表現を聞き取ることや日常生活に関する簡単な事柄についての具体的な情報や短い話の概要を捉えることができるようにすることが目標となっています。

 また、中学校の外国語科(英語)の「聞くこと」の目標は、「はっきりと話されれば、日常的な話題について、必要な情報を聞き取ったり、話の概要を捉えたりできるようにすることや、社会的な話題について、短い説明の要点を捉えることができるようにすることとなっています。

 以上のように「聞くこと」の指導内容は、教科書に準じながら、自分のことや身近な事柄、日常生活に関する事柄について扱われています。小学校教員は、初めて触れる外国語に、苦手意識を持たせないように児童の実態に合わせて身近なものや話題を取り上げたり、英語を楽しみながら学べるように教材を工夫したりして指導しています。さらにICTを活用したり、ALTとのT・T(ティームティーチング)指導をしたりしながら、ネイティブ・スピーカーが話す英語に触れ、コミュニケーションをとりながら学べるように工夫しています。外国語活動や外国語の授業において、学習ボランティアの方々やPTAの皆さんにも御協力いただくことは、本市としても大変ありがたく思っております。

 御協力いただける方はぜひ、各学校の管理職にお問合せください。

小学校の「いじめ防止の取り組み」の時間確保について

質問

 今年度より毎週金曜日は6時間授業から5時間授業となり、全職員でいじめの未然防止と課題解決に取り組みます。と学校だよりにて案内がありました。これにより、児童の授業機会の喪失が発生し、学力の定着や向上に悪影響はありませんか?学校全職員と案内がありましたが、学校の中での出来事については事実案件として協議はできると思いますが、学校以外でのいじめ等の出来事については課題の顕在化は難しいと思います。学運協委員やPTA役員、また地域の児童民生委員保護司等、学校外で子どもたちの様子を見聞きできる地域の人材もいじめの未然防止と課題解決に参画することは可能でしょうか。

回答

 令和4年度より、いじめ対応のための時間を年間で35時間確保し、児童・生徒の様子を記録し、対応を検討・共有する時間としました。それに伴い各学校で年間に指導計画を見直し、標準授業時数を確保しておりますので、学力の定着や向上に影響はないと考えております。

 学校運営協議会やPTAの参画につきましては、「八王子市教育委員会いじめの防止等に関する基本的な方針」で、学校運営協議会をはじめ、PTA等保護者との組織、地域の関係団体、関係機関と、いじめ問題を含む児童・生徒の健全育成について連携して対策を考えるとしており、連携会議等による参画が可能です。学校としては、個人の特定ができないように配慮しなければなりませんので、学校のいじめ対策への理解・協力 という意味での連携がメインとなります。

学校のインターネット回線について

質問

 PTA会議や、学校運営協議会等地域住民の話し合いの場所として小学校施設を使用することがありますが、学校のインターネット回線を利用する事はできますか。対面&オンラインの会議が可能だったり、資料等情報連携に資料等をメール送信できると助かります。

回答

 学校のインターネット回線は教育のみでの使用を前提に構築している、教育ネットワークを用いております。そのネットワーク上には個人情報等の閲覧制限を行うべき情報も多く含まれており、情報の外部流出や改ざん、不正アクセスを防ぐため、アクセスできる端末やアカウントを限定しております。そのため、教育委員会事務局職員以外の方々が学校のインターネット回線(教育ネットワーク)をご利用いただくことはできません。

市内大学及び高等学校、市立中学校とのコミュニティについて

質問

 先日、大学コンソーシアム八王子主催の「夏休み子どもいちょう塾」へ参加し、講師の方より、「市内小中学校との連携を深めたい、あるいは連携機会を設けたい」と感想を伺いました。講師の方へ「小学校PTA、または学校運営協議会などから、どのようなアプローチで大学へ声がけすればよいか?」と尋ねましたところ、「八王子市教育委員会が仲介役となってくれる。」という返答をいただきました。地域協働活動として連携するにはどのような手段がありますでしょうか?

回答

 各学校には、「こんな子どもに育って欲しい」という願いを込めた教育目標や目標を達成するための教育計画があります。まずは、目標や計画に沿った形で、子どもたちのために「何をしていくべきか」について、学校や学校運営協議会と取組について検討を重ねていただきたいと考えます。検討した取組の内容について、高校や大学等地域との協働が必要となった場合には、はじめに学校や学校に関係している地域のネットワークの活用ができるかご確認いただき、ネットワークが見つからない場合には、地域教育推進課にご相談いただければ、市の関係部署へアプローチしてコーディネートするなど、可能な限りの対応をしてまいります。

保険について

質問

 保険のことについての質問です。学校で加入している保険がどのようなシステムなのか理解していないのですが、施設賠償保険には加入されているのでしょうか。PTAで加入をするか検討し、保険会社に相談したところ、施設賠償保険は学校(市)で入っている例が多いとのお話をいただきました。

回答

 教育総務課が加入手続きを行っている「全国市長会 学校災害賠償補償保険」は、教育指導課が加入手続きを行っている「日本スポーツ振興センター」の災害共済給付の上乗せ保険となっており、学校業務上で発生する事故に対し、本市に法律上の損害賠償責任が生じる場合に支払われる賠償責任保険と、本市の賠償責任の有無に関わらない、見舞金的な性格の補償保険により構成されています。

 学校施設の不備・欠陥等による事故等については、学校賠償責任保険の対象となります。

 なお、実際に学校施設の不備・欠陥等による事故等が発生した場合については、御所属の学校長へ御連絡いただきますようお願いいたします。

このページに掲載されている情報のお問い合わせ先

学校教育部地域教育推進課
〒192-8501 八王子市元本郷町三丁目24番1号
電話:042-620-7403 
ファックス:042-627-8811

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