1 行政評価の目的

八王子市の行政評価は、八王子ビジョン2022(基本構想・基本計画）の着実な進行を図るために実施し、次に掲げる事項を目的としています。

1. 成果重視の行政運営の実現
   　各施策に指標と目標値を設定し、どのような成果を目指しているかをわかりやすく示すとともに、目標の達成度により、施策が目的どおり成果を挙げているか、また、手段としての事業の構成や重点配分が適切であるか判断し、事業構成の見直しにつなげます。
   　
2. 説明責任の確保
   　各施策を目標達成度により評価し、結果を公表することで、市政の透明性向上を図るとともに、説明責任を果たす市民本位の行政運営を行います。
   
   
3. 効果・効率性の検証
   　事業が効率的に執行されているか、執行手段は適切であるか、検証します。
    
4. 評価指標の検証
   　施策の評価指標と目標値が適切であるか、検証します。

2 行政評価の種類

1. 施策評価
   「八王子ビジョン2022」で「目指す姿」の実現に向け、基本計画に掲げる49の施策を評価します。
   
   
2. 事務事業評価
   施策評価と細事業評価を連動させるため、 細事業を束ねる「中事業」（事務事業）を評価します。
   
   
3. 細事業評価
   毎年度の予算編成に反映させるため、行政活動の最小単位である細事業を評価します。

3 実施方法

1. 施策評価
   （1）対象：「八王子ビジョン2022」に掲げる指標とその数値目標
   （2）評価視点：市政世論調査又は事業所管課の調査結果を用いて、客観的視点から評価します。
   
   
2. 事務事業評価・細事業評価
   （1）対象：職員のマンパワーのみで実施する事業を含めたすべての中事業及び細事業
   （2）評価視点：
   　 ア　自己評価
   　　　 事業を担当する部署において、目標に対する達成度、事業の効率性を評価します。（自己評
               価）
   　 イ　客観的評価
   　　　 庁内評価委員会において、自己評価の内容及び過年度の客観的評価への対応を考慮し、客観
   　　　 的視点から評価します。