剪定枝等のエネルギー化実証事業 |
北野清掃工場に木質バイオマスボイラーと足湯を設置しました。みどり豊かな本市の特性を活かした温暖化対策の取り組みとして、北野清掃工場敷地内に長池公園から発生する剪定樹木を燃料とする木質バイオマスボイラーと啓発用の足湯を設置しました。 平成24年3月24日には、完成記念イベントを行い、近隣町会や市議会議員の皆様にご出席いただき、足湯を体験していただきました。 足湯の営業時間等の詳細は、下記をご覧ください。 足湯の愛称は「ポカポカ足湯」。第四小学校の児童にこのロゴマークとともに考えていただきました。 剪定枝等のエネルギー化実証事業(概要)本市では、地球温暖化防止対策を計画的に取り組んでいくため、平成22年3月に「八王子市地球温暖化対策地域推進計画」を策定しました。この計画には、みどり豊かな本市の特性を活かした取り組みとして、再生可能エネルギーとなる剪定枝や間伐材等の木質バイオマスの利活用を図ることを重点的な取り組みとして掲げています。 調査結果平成22年度に実施した市内における剪定枝等のエネルギー化活用に向けた調査について、下記のとおり報告書として調査結果をまとめました。
「木質バイオマス」とは。「バイオマス」とは、生物資源(bio)の量(mass)を表す言葉であり、「再生可能な、生物由来の有機性資源(化石燃料は除く)」のことを呼びます。そのなかで、木材からなるバイオマスのことを「木質バイオマス」と呼びます。 木質バイオマスには、主に、樹木の伐採や造材のときに発生した枝、葉などの林地残材、製材工場などから発生する樹皮やのこ屑などのほか、住宅の解体材や街路樹の剪定枝などの種類があります。 長池公園における剪定枝等のエネルギー化モデル事業剪定枝等の木質バイオマスによるエネルギー化活用の取り組みのひとつとして、長池公園において「地球温暖化防止キャンペーン」と題して、公園内から発生する剪定枝などを活用したイベントを実施しました。 公園内における木質バイオマス利用の例長池公園では、間伐材や剪定枝の一部をチップにして堆肥化しており、バイオマスの循環利用を行っています。 さらに、園内でバイオマスのエネルギー化を進めるにあたり、剪定枝等の活用機材により、より効率的で有効な園内循環方策を進めており、これまで、利用が進んでいなかった小径木や剪定枝については、小型チッパーを用いたチップ製造、薪割り機による薪利用(普及啓発イベント用の移動式薪かまどの燃料として利用)など行っています。
「剪定枝等のエネルギー化実証事業」支援業務委託の契約業者剪定枝等のエネルギー化実証事業を実施するにあたり、公募型プロポーザル方式により、木質バイオマスの専門的な知識を持つ事業者を募集しました。 契約業者株式会社 森のエネルギー研究所 |
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