○子育て家庭を取り巻く現状
　　かつては、兄弟やいとこの人数が多い家庭や、多世代で同居している家庭が多く存在していま
　した。また、隣近所の付き合いも密接であり、近所には子どもに声をかけてくれる大人がたくさ
　んいました。　　
　　しかし近年では、共働き家庭や核家族化増加のほか、ひとり親家庭の増加などの家庭状況の多
　様化や、子育て家庭と地域とのつながりの希薄化などにより、子育てをしている保護者の中には、
　不安や悩みを抱えている方が増えていることから、子育て環境や家庭教育を支える地域に求めら
　れる役割は、大きく変化しています。


○八王子市から地域の方へのお願い
　　八王子市では、家庭だけではなく、地域の皆さんで子どもと子育て家庭を応援するため、
　「ＯＳＥＫＫＡＩ（おせっかい）」運動を推奨しています。
　　「ずうずうしいと思われるからイヤ」「他人のことだから…」そんなことは言わずに、
　「ＯＳＥＫＫＡＩ」をしてください。

　　・あいさつは大人から声をかけましょう                 
　　　　地域コミュニティは、あいさつから始まります。しかし、子どもたちの中には、自分から
　　　大人に声をかけるのが苦手な子どももたくさんいます。                
   　　　「おはよう」「おかえり」「ありがとう」など、大人から声をかけてみましょう。                
                    
　　・一人でいる子どもがいたら見守りと声がけを。                 
　　　　かけがいのない生命（いのち）は、地域のたからものです。
　　　　普段から子どもを見守っていただくとともに、子どものちょっとした変化に気づいたら、
　　　声をかけてください。


○ＯＳＥＫＫＡＩ（おせっかい）とは？                 
　　「ＯＳＥＫＫＡＩ」とは、子育てしている親と子を優しく温かく見守る行動のことをいいます。 
               
    　東京OSEKKAI化計画（外部リンク）