園外活動交通安全ハンドブックを作成

今年5月に、滋賀県大津市において、普通乗用車と軽乗用車の衝突事故に巻き込まれ、歩道を通行中の保育園児が死傷する痛ましい事故が発生しました。
子どもが犠牲となる事故の発生を受け、八王子市では市内保育施設から寄せられた情報をもとに、警察と協力して子どもたちが日常的に集団で移動する経路の緊急安全点検を実施し、その中で出された指摘事項から、より安全に園外活動をするための注意点をまとめたハンドブックを作成しました。
今後、市内の保育施設に配付し、広く活用していきます。

ハンドブックの特徴

1. 道路管理者や交通管理者が実際の園外活動に同行し、保育関係部署とともに専門的な見地から意見をまとめて作成しています。
2. 園外活動の事前準備として、歩行ルートの確認や、園外活動中の服装などについての注意事項を掲載しています。
3. 「交差点で信号を待つとき」や「歩道のない道路を歩くとき」など、状況別の注意点をイラストと合わせて掲載しています。
4. イラストは、子どもと一緒に園外活動の注意点について話し合う題材として活用することもできます。