子ども家庭支援センターと公立保育園の役割
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子ども家庭支援センターと公立保育園の役割について
はじめに
市は平成17年3月、「子育てしやすいまちナンバーワン」をめざして「こども育成計画」を策定し、新たな子育て支援策に取り組んでいます。これは、すべての子どもたちが心身ともに健やかに、いきいきと輝く環境、社会を願っての計画です。 「子どもは親(家庭)が育てるもの」であり、昔も今も基本的には変わりがありません。しかし、近年の子どもを取り巻く環境は、大きく変化しています。これからは家庭はもちろんですが、今まで以上に「みんなで子どもを育てるお手伝い」「子どもはみんなで大切にする」という考えを持ち、行動することが求められています。また、地域ぐるみで子育てを支援していくネットワークも生まれつつあります。
地域の子育て支援
八王子市では、先に述べたネットワークの一翼を担うため、子育てに不安や悩みを抱える保護者が気軽に相談できる施設として、クリエイトホール1階の「子ども家庭支援センター」、及び市内5か所の「地域子ども家庭支援センター」を開設していますが、それらのセンターには、平成23年度は18,318件もの相談が寄せられています。
この相談数の背景には、子育てをする家庭の孤立化、子育ての負担感の増大、あるいは地域における子育て力の低下など、子育てをする環境の脆弱化があります。このような状況の中、これからは保育園に在園している児童の家庭だけではなく、すべての子育て家庭に対する支援を行う必要があります。
そこで、センターでは、保育士、児童厚生員、保健師、社会福祉士、臨床心理士らがスタッフとして、子ども家庭に関する総合相談をはじめ、親子ふれあい広場の運営、情報やサービスの提供、あるいは地域の皆さんや関係機関等との支援ネットワークの充実などの、子どもと家庭に関する総合的な支援を展開しています。また、公立保育園も、子ども家庭支援ネットワークの一員として、新たな役割を展開していきます。
公立保育園の新たな役割
現在、八王子市内には私立と公立を合わせて86の保育園がありますが、そのうち80パーセントを超える70園が私立保育園で、これまで、八王子の子どもたちの保育に非常に大きな役割を果たしてきていただいています。今後も保育サービスの中心を担っていただくことになります。
一方、公立保育園ではすべての家庭に対する子育て支援を視野に入れ、従来の保育サービスに加え、障害児保育の充実や家庭福祉員、保育ママ(保育士などの資格を持った人がそれぞれの自宅などにおいてお子様をお預かりします。)の支援のほか、被虐待児などの要保護児童の緊急一時保育などを行っています。
今後も子ども家庭支援センターと連携し、在宅子育て家庭への支援を充実させていきます。
公設公営園(10園)
- 子安保育園
- 千人保育園
- 高尾保育園
- 恩方保育園
- 北野保育園
- 富士見台保育園
- 津久田保育園
- 元八王子保育園
- みなみ野保育園
- 長房中央保育園
指定管理園(6園)
- 長房西保育園 平成18年4月に民営化
- 静教保育園 多賀保育園 平成20年4月に民営化
- 中野保育園 長房南保育園 平成22年4月に民営化
- 石川保育園 平成23年4月に民営化
このページに掲載されている情報のお問い合わせ先
- 子ども家庭部保育幼稚園課
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〒192-8501 八王子市元本郷町三丁目24番1号
電話:042-620-7247
ファックス:042-621-2711