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男性のHPVワクチン特別接種について ※1回あたり自己負担額8,000円を3回接種

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男性のHPVワクチン特別接種を開始

令和7年度から八王子市独自の任意接種の費用助成制度として、男性のHPVワクチン特別接種を開始します。

HPVワクチンの効果

HPVワクチンは、子宮頸がんのほか、肛門がんや尖圭コンジローマ等の原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐ効果があります。
男性の場合、ワクチンはガーダシル(4価)のみ使用可能です。
※女性への接種に使用されているサーバリックス(2価) 、シルガード9(9価)は男性には使用できません。

都のポータルサイト「ゼロからわかるHPVワクチン」について

東京都がHPVワクチン接種の対象者や保護者向けに、HPVワクチンと接種の情報をわかりやすくお知らせするポータルサイト「はじめてのHPVワクチン」を開設しています。
 

・あなたはワクチンの対象?当てはまるボタンから調べよう!

・正しい知識を身につけるHPVワクチンと子宮頸がん
・HPVワクチン各種相談窓口
・関連リンク

予防接種の受け方

対象者

特別接種の対象者

小学校6年生から高校1年生相当の男子
※令和7年度(2025年度)は、平成21年(2009年)4月2日から平成26年(2014年)4月1日生まれ

自己負担額

1回の接種につき8,000円(税込み)を3回接種

ただし、生活保護利用者及び中国残留邦人等支援給付受給者で、受給証明書(令和7年4月1日から接種日当日までに発行されたもの)を接種時に提出された場合は無料となります。

ワクチンの種類及び接種方法

男性へのHPVワクチン接種には、ガーダシル(4価)に限られます。
※女性への接種に使用されているサーバリックス(2価) 、シルガード9(9価)は男性には使用できません。

ワクチンの種類
ワクチン名 ガーダシル(4価) 
予防できる
ウイルスの種類

4種類

接種回数 3回(筋肉注射)
製造販売元 MSD株式会社

接種間隔

1回目の接種から2か月あけて2回目を接種。3回目は1回目から6か月あけて接種。
(上記の方法が取れない場合、最短でも 1回目から2回目は1か月以上あけて、2回目から3回目は3か月以上あける必要があります。)


ガーダシル(MSD株式会社)ホームページ(外部リンク)

接種場所

市内個別接種実施医療機関(「子宮」欄に○があるうちの一部医療機関※)
八王子市個別予防接種実施医療機関一覧

※女性のみ受付している医療機関もあります。後日、特別接種が可能な医療機関の一覧を掲載予定です。

市外の医療機関での接種をご希望の方へ
帰省など特別な事情により、市外の医療機関での接種を希望する場合には事前の手続きが必要です。
詳しくはこちらのページをご覧ください。

接種の流れ

接種には母子健康手帳・本人確認書類(マイナンバーカード等)が必要です。
母子健康手帳が紛失等によりお手元にない場合は、市民課や市内の各事務所にて再交付を受けてください。
 

接種当日は保護者が同伴してください。
接種を受ける方が満16歳以上の場合は友人等の同伴でも可能です。

(1)個別接種実施医療機関へ男性のHPVワクチン特別接種を希望していることを伝えて予約
(2)持ち物:母子健康手帳、健康保険証(年齢、住所の確認できるもの)
(3)接種時は、原則としてお子さんの体調をよく把握している保護者の方の付き添いをお願いします。このワクチンは接種後の失神事例があるため、接種直後からしばらくの間はお子さんの体調変化に十分注意してください。
(4)保護者以外の祖父母等の家族が同伴される場合は、「委任状」が必要です。やむを得ず同伴なしでお子さんだけでの接種を希望する場合は、事前に保健所予防接種担当へご相談ください。

副反応について

HPVワクチン接種後には、接種部位の痛みや腫れ、赤みなどが起こることがあります。
まれに、重い症状(重いアレルギー症状、神経系の症状)※1が起こることがあります。
因果関係があるかどうかわからないものや、接種後短期間で回復した症状を含めて、HPVワクチン接種後に生じた症状として報告があったのは、接種1万人あたりガーダシルでは約9人です※2。
このうち、報告した医師や企業が重篤※3と判断した人は、接種1万人あたりガーダシルでは約5人です※2。

※1 重いアレルギー症状:呼吸困難やじんましん等(アナフィラキシー)、神経系の症状:手足の力が入りにくい(ギラン・ バレー症候群)、頭痛・嘔吐・意識低下(急性散在性脳脊髄炎(ADEM))等
※2 HPVワクチン接種後に生じた症状として報告があった数(副反応疑い報告制度における報告数)は、企業からの報告では販売開始から、医療機関からの報告では平成22(2010)年11月26日から、令和5(2023)年6月末時点までの報告の合計。出荷数量より推計した接種者数(ガーダシルは413万人)を分母として1万人あたりの頻度を算出。
※3 重篤な症状には、入院相当以上の症状などがふくまれていますが、報告した医師や企業の判断によるため、 必ずしも重篤でないものも重篤として報告されることがあります。

予防接種健康被害救済制度

定期接種を受けて重篤な健康被害が発生し認定された場合には、予防接種法に基づく給付を受けることができます。

予防接種健康被害救済制度(厚生労働省)(外部リンク)
予防接種後副反応による健康被害が発生した場合は、保健所予防接種担当へご相談ください。

接種後に生じた症状に係る診療について

予防接種後に痛みやしびれが持続している方は、通院中の医療機関、または接種を受けた医療機関へ相談してください。
また、厚生労働省が公表した専門の医療機関は、下記リンク先でご確認ください。 なお、専門の医療機関を受診する場合は、紹介状が必要になります。

ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関について(厚生労働省)(外部リンク)

接種後の症状に対する支援について

八王子市が実施した子宮頸がん予防ワクチン接種後に、原因が明らかでない持続的な痛みやしびれ、脱力、不随意 運動等の症状があり、日常生活に支障が生じている市民の方に対し、国が接種後の副反応への対応を行うまでの間、適切な医療が受けられるよう支援をします。
下記ページの「八王子市ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後の症状に対する支援実施要綱」をご覧ください。

要綱
詳しくは保健所予防接種担当へお問い合わせください。

このページに掲載されている情報のお問い合わせ先

健康医療部(保健所)健康づくり推進課 予防接種担当
〒192-0046 八王子市明神町三丁目19番2号 東京たま未来メッセ 庁舎・会議室棟5階
電話:042-645-5102 
ファックス:042-644-9100

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