HIV・エイズについて
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HIV感染症とエイズ
どのような病気か
- エイズは、HIVというウイルスに感染することによって起こる病気です。
- HIVに感染してもすぐにエイズになるわけではありません。
感染後数年から十数年かけて徐々に病原体への抵抗力が低下して、様々な感染症や悪性腫瘍などの
病気にかかるようになります。(エイズの発症) - エイズ発症までの間、症状がなくても人に感染させる可能性があるので十分に気をつける必要が
あります。 -
現時点では、H I V感染症を完全に治療する薬はなく、ウイルスを抑制して病気の進行を大幅に
抑えるための薬を使用します。感染経路
HIVは、感染している人の精液・膣分泌液・血液に多く含まれています。
感染経路は以下の3つです。
1. 性行為(精液・膣分泌液)による感染
2. 血液を介して(注射器の共用など)の感染
3. 母親から赤ちゃん(妊娠中・出産・母乳)への感染
この中で最も多いのは性行為による感染です。
コンドームを正しく使用することで、HIVを防ぐことができます。
検査について
- HIV検査を受けることではじめて感染の有無を確認することができます。
- 感染していた場合、今のところからだの中にいるHIVを完全に取り除く治療方法はありません。
しかし、エイズを発症する前に治療を開始し、定期的に専門病院に通院することで、発症を遅らせ
たり病状のコントロールが可能になっています。
つまり、早期治療が重要になります。
「感染しているか心配」「もしかしたら感染したかも・・・」と思ったら、まずは、検査を受け
ましょう。
検査を受けることが、今後の感染予防にもつながります。
保健所では、毎週水曜日(祝日除く)HIV検査を実施しています。
詳しい日時や、検査に適した時期などはHIV・性感染症検査について (内部リンク)をご参照
ください。
東京都の患者・感染者報告数の年次推移
令和年東京都において新たに報告されたHIV感染者・エイズ患者を合わせた数は406件でした。
HIV感染者は334件、AIDS患者は72件で前年度より減少した。
日本国籍男性では、2010年以降の10年間で最も低い報告数となっています。
推定感染経路では、性的接触によるものが89.2%、男性同性性的接触によるものが77.8%でした。
HIV感染者報告数は20歳から30歳代に多く、67.4%を占めています。
エイズ患者報告数は30歳から40歳代が58.3%を占めています。
- 東京都エイズニュースレター(外部リンク)
このページに掲載されている情報のお問い合わせ先
- 健康医療部(八王子市保健所)保健対策課 感染症対策担当
-
〒192-0046 八王子市明神町三丁目19番2号 東京たま未来メッセ 庁舎・会議室棟5階
電話:042-645-5195
ファックス:042-644-9100