犬の熱中症にご注意ください
更新日:
ページID:P0002919
印刷する
熱中症とは
八王子市では、例年6月から9月まで、最高気温が30度を超える日があり、37度以上の日もあります。日なたのアスファルトや車などは、気温よりさらに高温になり、50度以上になることもあります。
犬は人のように汗をかいて熱を発散することが出来ず、また人より地面に近い犬は地面からの放射熱の影響も受けやすいため、あまりにも暑いと体温調節ができなくなり熱中症にかかってしまいます。
熱中症はひどい場合には命にかかわることもある恐ろしい疾患ですが、飼い主が正しく対処すれば防止できる可能性が高い疾患でもあります。
飼い主は犬が快適な環境でいられるよう十分注意しましょう。
熱中症対策のポイント
- 散歩は日中の暑い時間帯を避け、早朝や夜に行いましょう。
- 室内では風通しを良くし、状況によりエアコンなども使い、温度、湿度をコントロールしましょう。
- 外での飼育の場合は、風通しのよい日陰を作りましょう。
- 犬だけを車内に残すことは絶対にやめましょう。
- 新鮮な水が自由に飲めるよう用意しましょう。
熱中症が疑われるときには
「息が荒い」「ぐったりしている」など熱中症が疑われる症状が見られたら、
- 涼しい場所に移動する
- 脇や足の付け根など、太い血管のある部位を冷やし、体全体が冷えるようにする。
- 水分を与える
- 速やかに動物病院に相談し、処置をしてもらいましょう。
熱中症に注意が必要な犬
- 短頭種(チワワ、シーズー、パグ、ペキニーズ、フレンチブル、ブルドッグ、ボクサーなど)
- 体高の低い犬(ミニチュア・ダックスフンドなど)
- 北方原産の犬(シベリアンハスキー、アラスカンマラミュート、サモエド、セントバーナード、ニューファンドランドなど)
上記以外にも肥満犬、心臓、腎臓、呼吸器疾患の犬、高齢犬、子犬なども要注意です。
熱中症防止ポスターを作成しました
駐車場などにおいて、長時間放置された動物が熱中症にかかる事故が増えています。
本市では、動物愛護推進員の方にご協力いただき、動物の熱中症予防ポスターを作成して市内各所に掲示しています。
このページに掲載されている情報のお問い合わせ先
- 健康医療部(八王子市保健所)生活衛生課 動物衛生担当
-
〒192-0046 八王子市明神町三丁目19番2号 東京たま未来メッセ 庁舎・会議室棟5階
電話:042-645-5113
ファックス:042-644-9100