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はちおうじ物語其の九 主な構成文化財
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高尾山
〔高尾町ほか〕
標高599メートルの山。東京都心から近く、年間を通じて多くの観光客や登山者が訪れます。古くから修験道の霊山とされ、信仰の対象として親しまれています。
髙尾山薬王院の建築物・仏像・古文書
〔高尾町〕
1. 薬王院飯縄権現堂
2. 髙尾山不動堂 附 須弥壇一基
3. 薬王院仁王門
4. 薬王院大師堂
5. 木造不動明王及び二童子立像
6. 木造地蔵菩薩立像
7. 髙尾山薬王院文書(郷土資料館に部分寄託)
髙尾山薬王院は、行基菩薩によって天平16年(744年)に開山されたといわれ、その名は開山当時、薬師如来を本尊としたことに由来します。境内には、都の文化財に指定されている御堂や仏像などが残されています。また、薬王院の歴史を物語る古文書もあります。
高尾山のスギ
〔高尾町〕
1. 高尾山のスギ並木
2. 高尾山の飯盛スギ
3. 高尾たこスギ
未指定
4. 天狗の腰掛けスギ
5. 江川スギ
高尾山には、樹齢700年といわれるスギの巨樹が存在しています。江川スギは、江戸時代末期に幕府の代官江川太郎左衛門(えがわたろうざえもん)が植えたものといわれています。
殺生禁断の石碑
〔高尾町〕
高尾山には数多くの豊かな動植物が生息していますが、このような背景には、動植物をあやめたりすることを厳しく戒めて保護されてきた歴史があります。この石碑は、そのような高尾山の歴史を物語っています。
火渡り祭
髙尾山薬王院が野外で行う大規模な護摩法要で、「護摩木」という木製の札を焚いてその上を素足で渡り、除災開運を願う行事です。毎年3月に開催され、修験者が火渡りを行い、続いて一般の人も火を渡ることができます。
水行道場
〔高尾町〕
山岳信仰に由来する滝への崇拝と結びついたのが「滝行」です。蛇滝と琵琶滝は、髙尾山薬王院の水行道場として使われています。現在も、修験者による滝行が行われているほか、一般の方も修行することができます。
おそうじ小僧
〔高尾町〕
昭和50年(1975年)ごろから始まったゴミ持ち帰り運動。その発祥の地のシンボルとして、平成5年(1993年)に山麓広場と山頂におそうじ小僧が建立されました。
高尾山のムササビ
古くは千人同心組頭の植田孟縉が文政6年(1823年)に編さんした地誌『武蔵名勝図会』に、高尾山のムササビが描かれており、昔から親しまれてきた動物です。現在、高尾山では、日没後や日出前に薬王院周辺などでその姿を見ることができます。
高尾駅舎(JR高尾駅北口)
〔高尾町〕
全国的にも珍しい寺社建築風の駅舎で、「関東の駅百選」に選ばれています。この駅舎は、大正天皇御大喪に使用した「新宿御苑仮停車場」を移設したものです。移設当時は浅川駅でしたが、昭和36年(1961年)に高尾駅に改称、高尾山への玄関口として、年間を通して観光客でにぎわっています。
高尾山口駅舎
〔高尾町〕
平成27年(2015年)に竣工した京王電鉄高尾山口駅の新しい駅舎です。新国立競技場と同じ、建築家隈研吾氏の設計によるものです。駅舎には観光案内所「むささびハウス」が設けられ、外国からの来訪者向けに多言語でのサービスも行っています。
高尾山ケーブルカー(高尾登山電鉄)
〔高尾町〕
増加する訪問者の利便を図るために計画され、大正9年(1920年)、薬王院の関係者や地元浅川村の有力者らが発起人となり、敷設免許が申請されました。昭和2年(1927年)に開業したケーブルカーの最急勾配は31度18分、ケーブルカーの線路では「日本一の急勾配」となっています。
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