受賞について

「認知症とともに生きるまち大賞」は、NHK厚生文化事業団により、認知症になっても、安心して暮らせるまちづくりを行っている取り組みに対して毎年表彰を行っているものです。今回、全国から応募のあった27の取り組みの中から、本市を含めた5つの取り組みが受賞となりました。今後、この取り組みがテレビでも放送される予定ですので、ぜひご覧ください。

　　

受賞の内容

◎練り歩き隊が八王子を行く！
～認知症の人が仲間といっしょにまちを変える、明日を創る～

・認知症の人やその仲間（ボランティア・デイサービス事業者・高齢者あんしん相談センター）が
　「練り歩き隊」となって、図書館や大型スーパー内を練り歩く。
・認知症当事者の視点で、読みたい本を探したり、買い物をしたりする中で、施設の案内板や
　トイレの表示など分かりづらいところなどの意見を施設に伝え、施設側もその意見に耳を傾けて
　修正を行う。
・誰もが使いやすい図書館やスーパーへと進化することで、誰もが暮らしやすいまちづくりへの一歩
　となることを目指している。

受賞の主な理由

・認知症の人を中心に置いて、成果が誰にも見える形のユニークなまちづくりとして、優れている。
・この練り歩きを受け入れた図書館とスーパーには、地域の共生社会の一員であることの確かな自覚が
　生まれているだろう。これ自体が大きく心強い変化である。
・練り歩きの成果は、そのまま「認知症とともに生きるまちづくり」であると同時に、その背後で
　認知症当事者と企業、公共施設のそれぞれに「ともに生きる」という共通の思いが生まれている。
 

テレビ放送

次の日時で放送が予定されていますので、ぜひご覧ください。

　放送予定日時：令和6年（2024年）2月19日（月）　午後8時～午後8時30分
　番組名：ＮＨＫ　Eテレ「ハートネットＴＶ」