多摩ニュータウンエリア

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79 夏至の日のLand-Mark(八王子)

彫刻 夏至の日のランドマークの画像

【作者】山口 牧生
【設置場所】内裏谷戸公園
【材質】白御影石
【設置年月】平成2年3月
【作品説明】
第6回八王子彫刻シンポジウム作品
夏至の日の正午の太陽の角度に、2平方メートルの石の四角柱を傾けた。太陽エネルギーに対する賛嘆の気持ちと、季節の日時計となる大地の標識が、この作品。

80 化石

彫刻 化石の画像

【作者】大木 達美
【設置場所】内裏谷戸公園
【材質】白御影石
【設置年月】平成2年3月
【作品説明】
第6回八王子彫刻シンポジウム作品

「もし戦争があったならば、数万年後、八王子彫刻シンポジウムで製作されたこの作品は、多量に放射能の含まれた地層から、八王子市街の化石の一部として、未来人への20世紀からのメッセージとして出現する。アルミニウムとナットは20世紀の科学のシンボルとして、彫刻に打ち込まれた鉛は毒を暗示し、地層に含まれている多量の放射能は現代科学の失敗を、未来の人類に訴えるでしょう。

しかし、八王子市から出てくる化石は、団地・ビル・大学・自動車・公園・遊園地・彫刻の化石ばかりで、ミサイルや戦車の化石が出てこないのになぜ戦争になったのか、未来の考古学者は理解できないでしょう。

もし、数万年平和が続いたならば、この作品は、UFOや宇宙船のような不思議なものとして、八王子市民の中に存在しているでしょう。

私はこの作品が永久に化石にならないことを祈っている」と作者は語る。

81 八王子’88発芽

彫刻 八王子88発芽の画像

【作者】五十嵐 芳三
【設置場所】大塚公園
【材質】本小松石
【設置年月】昭和63年11月
【作品説明】
第7回八王子彫刻シンポジウム作品

「本小松石(安山岩)は採石された形に多様な表情がある。自然の形の中から、自然を見出すために彫刻をする。この作品は、生の源泉を象徴する意味で、大地に眠る種の発芽を表現したい」と作者は語る。

82 生

彫刻 生の画像

【作者】酒井 良
【設置場所】大塚公園
【材質】白御影石
【設置年月】昭和63年11月
【作品説明】
第7回八王子彫刻シンポジウム作品

「生きている物、特に人間が好きだ。石彫の中に生なる物の体温を刻みたい。」と作者は語る。

83 作品’88

彫刻 作品88の画像

【作者】田中 康二郎
【設置場所】大塚公園
【材質】赤御影石
【設置年月】昭和63年11月
【作品説明】
第7回八王子彫刻シンポジウム作品

「石の上をはい回る鉄。鉄に縛られた石。石には鉄が似合う。」と作者は語る。

84 眼の城’88

彫刻 眼の城88の画像

【作者】新妻 實
【設置場所】富士見台公園
【材質】大理石
【設置年月】平成3年7月
【作品説明】
第7回八王子彫刻シンポジウム作品

「アメリカでは、でかいことはいいことだという。ここのところ、大きな彫刻はいいとはいわない。この八王子で、今制作している大きな彫刻が、いい彫刻であるように掘っている」と作者は語る。

85 無限’88

彫刻 無限88の画像

【作者】新妻 實
【設置場所】富士見台公園
【材質】大理石
【設置年月】平成3年7月
【作品説明】
第7回八王子彫刻シンポジウム作品

「アメリカでは、でかいことはいいことだという。ここのところ、大きな彫刻はいいとはいわない。この八王子で、今制作している大きな彫刻が、いい彫刻であるように掘っている」と作者は語る。

86 史雲 '80

彫刻 史雲80の画像

【作者】鈴木 徹
【設置場所】大塚橋鹿島側緑地
【材質】黒御影石
【設置年月】昭和55年11月
【作品説明】
第3回八王子彫刻シンポジウム作品

この作品は、ギリシア彫刻によくあるような、手足や首のない胴体だけの彫刻で、こうした技法をトルソーと言う。手足をとり、対象を単純化する中に、男性の肉体の美しさを表現している。

87 直径24000mmの円周上における1対2対4対の弦

彫刻 直径24000mm~の画像

【作者】前川 義春
【設置場所】南大沢中郷公園
【材質】白御影石
【設置年月】平成5年11月
【作品説明】
第9回八王子彫刻シンポジウム作品

コンセプトと形態を出来うる限り単純化し、彫刻が自然の影響をうけつつ状態として風景と一体化し、長い時間をかけて完成に向う。作者の石に対する行為は自然と同化してしまわず、あくまで一線を画した上で痕跡を残しつづけられるものである。

88 風の標識No.42

彫刻 風の標識No.42の画像

【作者】大成 浩
【設置場所】柳沢の池公園
【材質】赤御影石
【設置年月】平成9年3月
【作品説明】
第10回八王子彫刻シンポジウム作品

「ここ数年、私は様々な御影石でU字形を創り続けてきた。この形は風に響く音叉であり、風はこの谷間を通り過ぎていく。

風は時を越え、宇宙や時間を溶かしながら、流れ続けている。歴史の中で振幅するその時々の風に、この音叉は共鳴するだろう。

我々は、時代の流れを方向付けるための『風の標識』に成り得るであろうか。希望と願いを込めて、このシリーズを追求している。」と作者は語る。

89 記憶の尻尾

彫刻 記憶の尻尾の画像

【作者】高岡 典男
【設置場所】別所公園
【材質】黒御影石・大理石
【設置年月】平成9年3月
【作品説明】
第10回八王子彫刻シンポジウム作品

「『知覚された物事は人のそれぞれの記憶の壁の中に残り、記憶の塔(記憶の尻尾)として積み重ねられる。』
八王子で10回目を迎える彫刻シンポジウムに招かれたことは、私にとって大変うれしいことである、と同時にまた八王子で20年間に展開された物事に出会えることは最も興味のあることです。」と作者は語る。

90 千年の道

彫刻 千年の道の画像

【作者】小泉 俊巳
【設置場所】南大沢文化会館前
【材質】ブロンズ
【設置年月】平成8年9月
【作品説明】
八王子市南大沢文化会館開館記念として設置

「八王子市が明治以降、近代都市としての繁栄を築いた大きな要因のひとつとして、絹産業を抜きには考えられないだろう。もちろんそれは、日本の近代経済発展の大きな基盤でもあった。

その八王子絹産業興隆の象徴的存在であり、現在でも当時が偲ばれるものとして南大沢周辺には『絹の道』があり、豊かな自然の中に桑畑も多く見られた。

もちろん現在は当時のような絹産業の繁栄は見られないが、我々は先人たちの造り上げた歴史を忘れてはならない。また、我々の未来は、産業経済の発展とともに、自然との共存も考えていかなければならない。

それらのことから、私は今回の八王子市南大沢文化会館前モニュメントのメインテーマを「絹の道」とし、絹を天に伸び行く三角柱(顕微鏡写真で見ると絹糸の断面は三角形である)で表現し、当地域の未来への発展を表している。その三角形を支えるように集積する桑の葉は、自然との共存、そして、一枚一枚の葉を人々にたとえ、共に力を合わせることで、さらなる地域発展の希望をシンボライズしている。分散する繭玉は、この場所から新たな歴史が生み出される予感を表現している。

(当時)あと数年で西暦2000年を迎えようとしている。新しい千年の始まりである。絹の道が、大きな明るい希望あふれる未来へと続くよう、八王子市南大沢文化会館前モニュメントのタイトルを「千年の道」と名付けたい」と作者は語る。

91 みどりの風

彫刻 みどりの風の画像

【作者】木内 禮智
【設置場所】柏木小学校北交差点
【材質】ブロンズ
【設置年月】昭和58年3月
【作品説明】
平成11年3月31日東京都多摩都市整備本部より移管

92 集いの詩

彫刻 集いの詩の画像

【作者】工藤 健
【設置場所】南大沢中学校南西角(溜池歩道橋南)
【材質】ブロンズ
【設置年月】昭和58年3月
【作品説明】
平成11年3月31日東京都多摩都市整備本部より移管

93 風に立つ

彫刻 風に立つの画像

【作者】工藤 健
【設置場所】南大沢中学校 西側歩行者専用道路
【材質】ブロンズ
【設置年月】昭和58年3月
【作品説明】
平成13年4月東京都多摩都市整備本部より移管

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