歴史・文化・薬王院
更新日:
ページID:P0003395
印刷する
歴史、文化
高尾山には、豊かな自然だけでなく、歴史や文化を楽しめるみどころが多数あります。
薬王院
薬王院は奈良時代の高僧である行基が天平16年(744年)に開山したと言われています。
正式には高尾山薬王院有喜寺といい、真言宗智山派の大本山です。永和元年(1376)、京都醍醐山の高僧・俊源大徳が入山し、本尊である「飯縄(いづな)大権現」をまつり、中興しました。
四天王を安置した総桧作りの山門、仁王門、本堂、本社、大師堂、不動堂、奥之院、大本坊などからなり、関東屈指の霊山として多くの信奉者や観光客が参りにぎわっています。
(補足)中興(ちゅうこう)いったん衰えた物事や状態を再び盛んにすること。
- 髙尾山薬王院公式ホームぺージ (外部リンク)(外部リンク)
- 印刷用 尾山薬王院(PDF形式 502キロバイト)
飯縄権現堂
享保14年(1729年)の建造物で都の文化財に指定されています。前に二基の大天狗の銅像が立っていて、山岳修験道の霊場の雰囲気が漂っています。
北原白秋歌碑
昭和37年(1962年)に高尾山内に建てられました。
碑文は、「我が精進 こもる高尾は 夏雲の 下谷うづみ 波となづさふ」。
天狗伝説
「天狗伝説」は、修験道の山伏に由来するという説と、夜空を滑空するムササビに由来するという二説があります。
高尾山のスギ並木
高尾山のスギ並木は、東京都の天然記念物に指定されている古杉です。
目通り約5メートルから6メートル、大きいものでは約7メートルあり、樹齢は約700年といわれています。
たこスギ
樹高約30メートル、目通り約4メートル、樹齢は300年とも500年ともいわれる大きなスギの木です。
根がタコの足のような形をしています。
その昔、薬王院への参道を開くのにこのスギの根が邪魔になり、天狗たちが伐採しようとしました。
するとこのスギは、一晩で根をくるくると引っ込めて、伐採をまぬがれたという言い伝えが残っています。
琵琶滝
琵琶滝は、6号路の道中にある落差約10メートルの滝です。
古くは修験者が本格的な修行を行う前に、心身を清める前行として密かに修行をしたと言われています。
このページに掲載されている情報のお問い合わせ先
- 産業振興部観光課
-
〒192-8501 八王子市元本郷町三丁目24番1号
電話:042-620-7378
ファックス:042-627-5951