第6回都市景観セミナー

更新日:平成28年6月29日

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第6回都市景観セミナー

「高尾山」周辺は、八王子市の代表的な観光拠点で、都心からのアクセスも良く、四季折々の美しい自然や、山頂や登山道からの景観などを楽しみに年間250万人以上の方々が訪れます。また、ケーブルカーやリフトの利用などにより、誰もが気軽に山登りできるのも魅力です。第6回都市景観セミナーは、地元の方々の協力を得ながら、高尾山の景観ポイントを巡りました。

景観は単なる景色だけではなく、それを観るということと観られるという行為が前提となっています。その地域での景観は、地域の生活や営みの様子、自然、また、建築物に代表される歴史や文化など様々な要素から形成されています。

このようなことを踏まえ、今回の都市景観セミナーは、高尾山の地元の方々の美化活動や人々をお迎えする環境づくり、薬王院の歴史などのお話を織り交ぜながら行いました。

ご参加いただきました皆さん、ご協力いただきました皆さん、ありがとうございました。

当日の朝

セミナー当日は、朝から雲り、天候について心配がありましたが、21名の方のご参加をいただきました。

また、高尾登山電鉄さん、地元商店街のみなさん、高尾山薬王院さん、高尾山ビジターセンターのみなさんのご協力をいただき行いました。


参道

甲州街道と参道にかかる高尾橋からケーブルカー清滝駅へ向かう途中の商店街の様子です。

参道の商店街のため、各個店が和風を意識した造りをしています。また、電柱は地中下され、石畳が続いています。


別日の参道

これは、別の日の参道商店街の様子です。

人の姿が観られると賑やかな雰囲気になり、同じ所をみた場合でも、景観的にも良くなります。


おそうじ小僧の前で

ケーブルカー清滝駅前広場に建っている「おそうじ小僧」の前でのお話です。「おそうじ小僧」は、高尾山のゴミ持ち帰り運動のシンボルで、平成5年7月からこの場所と山頂に建っています。

以前は、休みともなると多くの人が訪れ、特に山頂付近では空き缶やビニール袋が散乱し、ゴミの山と呼ばれていた時代があったとのことです。

そこで、高尾山をゴミのないきれいな山とするためにゴミ箱やゴミ穴を無くし、家から持ってきたゴミは家へ持って帰ってもらおうとするゴミ持ち帰り運動が地元の方を中心に展開され、今ではゴミが殆ど見られない山となりました。

お話をしていただいたのは、ゴミ持ち帰り運動をゴミ拾いから始めた久保田さんです。

かすみ台展望台

かすみ台展望台での様子です。ここからの夜景を見ていると、街の灯りの様子で多摩ニュータウンの開発が進む様子などがよく分かったとのことです。

また、ここは夏場は夜景を見ながらのビアガーデンとして賑わい、市街地からは夜のビアガーデンの灯りが見られます。


展望台からの眺望

当日の眺望は天候が曇りのため遠くまで見渡すことはできませんでした。晴れた日にはこのような眺望が見られ、新宿の高層ビル群や横浜のランドマークタワー、条件がよければ房総半島の山並みまで見渡すことができます。

地図や望遠鏡を持ってでかけると楽しみも広がります。


十一丁目茶屋の前で

十一丁目茶屋の前での様子です。

ここは、ドラマ「ハコイリムスメ」の舞台となったことで有名となりました。店主の高城さんは毎日参道の清掃を行っているとのこと。この日も大変きれいに保たれていました。

また、「十一丁目茶屋」という店の名は、高尾山薬王院から数えて十一丁目にあたる所にあることからそう呼ばれるようになったとのことです。

山頂にて

標高約599メートルの山頂での眺望についてのお話です。お話をしていただいたのは山頂にある大見晴らし亭の長濱さんです。

今にも雨が降り出しそうな天候で、残念ながら富士山の眺望は望めませんでした。

以前山頂は十三州見晴台と呼ばれ、武蔵・相模・安房・上総・下総・常陸・下野・上野の関八州と甲斐・駿河・伊豆・信濃・越後の五国の山々を望むことができたとのことです。現在では周囲の樹木が成長し、かつてのような眺望は開けていません。

山頂からの富士山

晴れていると南西の方向に富士山がこのように見えます。


高尾山不動堂(奥之院):東京都指定有形文化財

午後は、高尾山薬王院を参拝しました。
高尾山薬王院は、高尾山薬王院有喜寺(ゆうきじ)といい、寺の建立は、天平16年(744年)で、およそ1200年の歴史があります。

歴史ある建築物や文化財が多くあり、薬王院についての知識を深めて訪れるのも楽しいと思います。

薬王院大師堂:東京都指定有形文化財
書院(大本堂を下りたところにあります)

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まちなみ整備部まちなみ景観課
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