八王子市都市景観形成基本計画

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八王子は、東京の最西端に位置しますが、水と緑に恵まれた景観や歴史的、文化的な景観をまだ多く残しています。
こうした人々が支えてきた豊かな資源を尊重し、継承していくとともに、新しい時代に対応し八王子らしい個性ある景観をつくりだすための指針として、平成3年度に「八王子市都市景観形成基本計画」を策定しました。

八王子の景観特性

豊な自然、歴史、文化的な景観資源

八王子市は東京の最西端に位置しており、市域も広く山・丘・台地・平地といった地形の表情が豊であり、浅川をはじめとした多くの河川等もあり、水と緑に囲まれています。
また、古くから宿場町や周辺地域に対する経済、文化、交通の拠点として栄えてきた歴史をもっており、その資源も時代の変化のなかで変貌しつつも残されています。
さらに近年は大学等の立地もあり、文化的な景観資源ももっています。

河川水系と地形による地域による景観特性

八王子の空間構成は、地形の変化と河川の水系による生活圏によって形づくられ、市街化の過程ともあわせて、地域による景観の特性が異なっています。
これらは「風景区」とも称される地域における景観特性を示しており、そこに住む人々の原風景ともなっています。
さらに、商業、工業、農業、文化等の産業立地も加わって、地域毎にことなる表情を形づくっています。

新しい開発等の波による景観の変貌

八王子市は、東京の郊外の性格と業務核都市のビジョンに示される首都圏外周の中核都市の性格を併せもっています。
また、広大な市域面積や遊休的な土地利用もみられることから、丘陵部をはじめとして、開発や建設の進行が目立っています。
このような時代の要請と立地条件に起因する動きは、景観の視点にたつと、その変化傾向が激しく、かつての風景が徐々に失われていくことにつながっています。

八王子の景観づくりの3つの目標

豊な自然・歴史・文化的な景観資源を再生し保全します
地形によって形づくられる景観の地域特性を尊重します
まちの変化に対応して、計画的に景観形成を誘導し創造します

このページに掲載されている情報のお問い合わせ先

まちなみ整備部まちなみ景観課
〒192-8501 八王子市元本郷町三丁目24番1号
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