公募による指定管理者候補者の選定について

八王子市夕やけ小やけふれあいの里条例第16条の規定に基づき、夕やけ小やけふれあいの里の管理を指定管理者に行わせるため、以下のとおり公募による指定管理者候補者の選定を行った。
選定にあたっては、有識者を含む6人で構成された八王子市夕やけ小やけふれあいの里指定管理者候補者選定のための評価会議（以下「評価会議」という）において意見を聴取したうえで、選定基準に基づき、指定管理者候補者を以下のとおり決定した。

1．指定管理者に管理を行わせる公の施設の名称

夕やけ小やけふれあいの里

2．指定管理者候補者

「夕やけ小やけ共同事業体」

(代表団体：公益社団法人　八王子観光協会・構成団体：株式会社アーバン）

3.指定期間

平成29年4月1日から平成34年3月31日まで

4.応募団体数

1者

5.選定結果

評価会議において、プレゼンテーション及び質疑応答の内容を踏まえ、会議参加者の指定管理者評価基準表による評価と価格評価を合わせた結果、候補者となった団体は、「八王子市指定管理者制度ガイドライン」に定める合格基準である評価項目（団体の能力評価、提案事業の内容評価、価格評価）のすべてにおいて満点の6割以上の評価点を獲得した。

指定管理者候補者選定結果（PDF形式 182キロバイト）

6．選定理由

八王子市夕やけ小やけふれあいの里指定管理者選考に関する実施要綱（平成28年6月17日産業振興部長決裁。以下「実施要綱」）第4条第1項の規定に基づき、8月26日開催の評価会議において、プレゼンテーション及び質疑応答の内容を踏まえ、会議参加者の指定管理者評価基準表による評価と価格評価を合わせた結果、候補者となった団体は、「八王子市指定管理者制度ガイドライン」に定める合格基準である評価項目（団体の能力評価、提案事業の内容評価、価格評価）のすべてにおいて満点の6割以上の評価点を獲得した。上記の結果に加え、候補者となった団体は、観光推進事業に長けている現指定管理者（公益社団法人八王子観光協会）と、現指定管理者から宿泊・飲食提供事業を受託している業者（株式会社アーバン）とが共同事業体として結成をしていることから、両者の蓄積してきた運営ノウハウとスキルを活かした相乗的な効果が期待でき、また、提案内容から、1.公益施設であることを十分に理解し、公平性のある施設利用に努めていること、2.施設の設置目的を十分に理解し、過去の実績を踏まえた施設運営を提案していること、3.現指定管理者として積極的な省エネルギーやゴミの減量を含めた施設コストの節約に努め、このスキルを活かす施設運営の提案を行っていること、4.団体運営能力等について特に不適格な事項がなかったこと、などが確認できた。以上のことから、市の要求水準を満たした施設運営が可能であると判断し、「夕やけ小やけ共同事業体」を指定管理者候補者として選定した。

7.選定方法

(1)一次選考

申請書類に基づき資格要件の確認を行い、応募団体の指定管理料提案金額が予定価格上回っていないことを確認した。

(2)二次選考

1.価格について定量的に評価した。

2.「団体の評価能力」「提案事業の内容評価」については、評価会議を開催し意見を聴収した上で、評価を実施した。

3.上記1・2を総合的に判断して指定管理者候補者を選定した。

8．選定までの経過

(1)募集開始    平成28年6月20日

(2)募集要項配布   平成28年6月20日から7月4日

(3)見学会及び説明会   平成28年7月5日

(4)質問の受付   　平成28年7月6日7月13日

(5)質問の回答　　平成28年7月14日から7月15日

(6)応募書類受付　 　平成28年7月20日から7月27日

(7)一次選考（書類審査）　 　平成28年8月12日　

(8)評価会議の開催・二次選考（総合評価）　　平成28年8月26日　

(9)候補者の決定　　平成28年11月22日

募集要項（PDF形式 484キロバイト）

要求水準書（PDF形式 500キロバイト）

八王子市夕やけ小やけふれあいの里指定管理者候補者選定のための評価会議開催要綱（PDF形式 82キロバイト）

9.今後の予定

(1)指定管理者の指定に関する議決　平成28年12月中旬 

(2)指定管理者との協定内容の調整　平成29年2月から3月

(3)基本協定書の締結                       平成29年3月31日まで

(4)年度協定書の締結・指定管理業務の開始　平成29年4月1日

10.事業計画の概要

観光推進事業に長けている現指定管理者（公益社団法人八王子観光協会）と、現指定管理者から宿泊・飲食提供事業を受託している業者（株式会社アーバン）とが共同事業体として結成をしていることから、両者の蓄積してきた運営ノウハウとスキルを活かした相乗的な効果を発揮できることを強みとし、主に

1.公益施設であることを十分に理解し、公平性のある施設利用への努力

2.施設の設置目的を十分に理解し、過去の実績を踏まえた施設運営

3.現指定管理者としての施設に熟知していることから、積極的な省エネルギーやゴミの減量を含めた施設コストの節約に努め、このスキルを活かす施設運営

などが提案された。