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2 中核市移行の効果について

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Q10 中核市になって、何が変わりましたか?

A これまで東京都で担っていた事務のうち、福祉に関する事務を中心に、市民生活に関わりの深い
  事務を、より身近な市で担うことができるようになりました。
  このことにより、八王子市の実情にあった、より良いサービスの実現と独自のまちづくりが可能
  になっています。
  
  例えば、
  【福祉】
    身体障害者手帳に関する事務を市で行うようになり、従来交付に1か月半かかっていた
    期間を、2週間程度に短縮することができました。
  【子育て】
    保育所において児童に対し、より多くの保育士を配置することで、保育環境の充実を
    図っています。
      東京都基準 :3歳児20人につき、保育士1人以上
      八王子市基準:3歳児15人につき、保育士1人以上  など
  【教育】
    八王子市独自の教職員研修を実施できるようになり、地域の歴史や実情に即した教育が
    可能になりました。
  【提言機会の拡大】
    中核市へ移行し、「中核市市長会」に加盟したことで、国に対する提言の機会が拡大しまし
    た。こうした提言活動により、八王子市の実情に合った政策実現の可能性が拡充しています。

Q11  行政サービスは、中核市にならなくても同じではないですか?

A これまで、東京都において、東京都民全体を対象に実施していた行政サービスの一部について、
  身近な市役所で判断できることで、より八王子市の実情や市民ニーズに対応できる、きめ細やか
  なサービスが提供できるようになりました。

Q12 きめ細やかなサービスとは、具体的には、どのようなサービスですか?

A 事業者への迅速かつきめ細やかな指導により、生活環境の保全を実現しました。
  例えば、廃棄物に関する事務では、従来の東京都が実施していたものと比較して、事業者への
  立入検査や指導パトロールの頻度を高め、廃棄物の不適切保管や不法投棄を未然に防止してい
  ます。このほか、福祉サービス事業者の指導監督なども実施頻度を高め、福祉サービスの質の
  確保を図っています。

Q13 中核市に移行したことで、市民にとってデメリットはありますか?

A 例えば、八王子市のほか、都内の複数の市で福祉サービスを行っている事業者については、これ
  まで東京都に対してのみ届出等の手続きをしていましたが、八王子市に対しても届出等の手続き
  が必要になり、事業者が行う手続きは増えたものがあります。しかし、事務移譲により、福祉
  サービス事業者に対して、市独自の基準で検査・指導ができるなど、福祉サービスを利用する
  市民の方が、よりきめ細かなサービスの提供をうけることができるようになりました。

Q14 中核市に移行すると、東京都が行っていたサービスを受けられなくなるのですか?

A 東京都から中核市である八王子市に移譲された事務に関するサービスは、東京都に代わり八王子市
  が、より市民のニーズや地域の実情に合わせた形で提供します。さらに、中核市移行後も、東京都
  と八王子市は、連携・協力しながら、行政サービスを提供しています。

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