現在の場所 :
トップ > よくある質問から探す > 税金 > 固定資産税・都市計画税 > 家屋 > 年々古くなっていくのに、家屋の評価額が下がらないのはなぜですか。

年々古くなっていくのに、家屋の評価額が下がらないのはなぜですか。

更新日:

ページID:P0027667

印刷する

回答

家屋の評価額が変わらない場合、次の3つの理由が考えられます。

評価替えの年度ではない

固定資産の評価は、3年ごとに見直しを行うこととされています(「評価替え」といいます)。その間、土地と家屋の評価額は、原則として据え置く制度となっています。そのため、評価替えに当たらない年度には家屋の評価額が変わることはありません。(直近の評価替えは令和3年(2021年)度でした。)

物価の上昇等により、当該年度の評価額が前年度の評価額より上がったため前年度の評価額に据え置かれている

評価替えにあたり、家屋については、建築物価の変動や経過年数に応じた損耗の状況による減価を考慮しています。通常は物価の上昇よりも経過年数に応じた減価の方が大きいので、評価額が下がっていくことになりますが、物価の上昇の方が大きい場合には計算上評価額が上がってしまうことになります。しかし、このように評価額が上がってしまう場合には、前年度の評価額に据え置くこととなっています。そのため、物価が上昇している時や、過去の物価上昇時に評価額が据え置かれていた場合などは、前回の評価額や過去に据え置かれていた評価額を下回るまで評価額が変わらないことになります。

経過年数に応じた損耗の状況による減価が、下限である20%に達した

経過年数に応じた減価は、評価替えごとに少しずつ下がっていきますが、20%が下限となっているため、建築からある程度年数が経過している場合には、建築物価が下がらない限り評価額は変わらなくなります。一般的な木造専用住宅は約25年、鉄筋コンクリート造の共同住宅は約60年で下限まで達します。

このページに掲載されている情報のお問い合わせ先

財政部資産税課(家屋担当)
八王子市元本郷町三丁目24番1号
電話:042-620-7223・042-620-7356 
ファックス:042-620-7493

お問い合わせメールフォーム