令和5年(2023年)9月29日(木)、八王子市とコカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社 は「ペットボトル水平リサイクル事業に係る協定 」を締結しました。
これまで八王子市のペットボトルはペットボトルの他、繊維製品、卵パック等にリサイクルされていました。
しかし、ペットボトルは何度でも再生可能で、新しいペットボトルを石油由来の原料から作るよりもペットボトルを水平リサイクルしたほうが、CO2の排出量が石油由来の原料を使用するよりも、約60%削減できます。そこで、公募により選定したコカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社により使用済みペットボトルの水平リサイクルを行う「ボトル to ボトル」を開始しました。これにより10月以降は、八王子市で収集した使用済みペットボトルがコカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社製のペットボトルに生まれ変わります。
▲コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社 WEBサイト(外部リンク)
連携協定の内容
(1)目的
市民等が排出する使用済みペットボトルの水平リサイクル(ボトルtoボトル)を実施することにより、廃棄物の減量及び資源の有効利用を推進し、持続可能な循環型社会の形成に寄与することを目指します。
(2)主な連携事項
1.使用済みペットボトルを原料としたリサイクルペットボトルを用いた飲料製品等の製造および販売
2.環境教育への協力
(3)効果
1.CO2発生量の低減
「ボトルtoボトル」リサイクルにより、新規に石油由来の原料を使用せずにペットボトルを製造するため、一般的なものと比較して二酸化炭素の発生量を1本あたり約60%低減します。
2.リサイクル量の増加
リサイクル事業者に合わせた合理的な選別基準とすることができ、これまで資源化不適物として選別後に焼却していたものの一部を資源化に回せるため、リサイクル量が増加し、リサイクル率も向上します。
3.啓発効果
ペットボトルからペットボトルにリサイクルされることから、用途が分かりやすくなります。
また、協定のもとで、コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社と共に市内で環境教育を実施することで、ペットボトル資源化への意識が高まることが期待できます。 |