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狭間の獅子舞の軍配に北斗七星



市内の狭間町で古くから 舞われている「狭間の獅子舞※1」で、獅子と一緒に舞う大きな軍配※2
には北斗七星※3が描かれています。
星の並び方は北斗七星の形ではありませんが、七つの星が線でつながっています。
一番端の星に剣がついているので北斗七星だとわかります。

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※1 八王子市指定無形民俗文化財  
   例年、8月の第三日曜日に狭間町の御嶽神社の祭礼で舞いが奉納されている
※2 軍配の大きさ 長さ 約 2.4メートル、幅 約74センチメートル、重さは約5.4キログラム
※3 北斗七星は星座ではありません。おおぐま座の背中から尻尾の位置にあたります。

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        北斗七星                          軍配実物

北斗七星のひしゃくの柄の一番先の星は中国では「揺光」と呼ばれていましたが、別名「破軍星」
「剣先星」とも呼ばれていました。星は北極星を中心に日周運動しており。ひしゃくの柄を剣、
破軍星を剣の先にたとえると、破軍星は一日に一回、空を大きく回ります。

「破軍星を背にして戦えば必ず勝つ」といわれ、戦国武将から戦勝のシンボルとしてあがめられていました。武田信玄も北斗七星を守り神にしていたとされ、甲府市の武田神社には北斗七星が描かれた軍扇、甲州市の天目山栖雲寺には武田信玄奉納と伝えられる北斗七星が描かれた軍配が残されています。
また、甲府駅前の信玄像の軍配にも七つの星が描かれています。

狭間の 獅子舞は地元の記録では、天正18年(1590)3月、八王子城主・北条氏照が狭間村に獅子頭を下げ渡して始まったと伝わっています。
獅子舞が八王子城で舞われる時には氏照が笛を吹いたと記録されています。

軍配のことが最初に記録に現われるのは元禄16年(1703)で、氏照から110年以上のへだたりがあり、 北条氏照と軍配の関係はわかりません。
しかし、戦国武将・氏照が北斗七星や破軍星を信仰していても不思議ではありません。
この軍配は戦勝のシンボルとして八王子城 の氏照の居室に飾られていたものかもしれません。

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※2023年の祭礼から、軍配はレプリカで舞われています

文化財のページ 狭間の獅子舞
祭礼日の情報  八王子市指定無形民俗文化財「獅子舞」祭礼、「木遣」情報


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住所: 〒192-0062 八王子市大横町9-13
電話:042-624-3311
FAX番号:042-627-5899


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