みんなちがって みんないい 障害のある人を理解するためのガイドブック 小学生版 1ページ はじめに みなさんは「障害」について知っていますか? 「目が見えないこと」「耳が聞こえないこと」「歩けないこと」ほかには、「自分の気持ちを伝えることが苦手」「気持ちをおさえることができない」といったことも障害の一つであることがあります。 しかし、本当は、障害のある人の体や心にあるのではなく、日常生活の中で障害のある人が「困ること」が「障害」なのです。 たとえば、通り道に大きな段差があると、車いすを使う人はひとりで移動できません。また、目が見えない人は、手紙が送られてきても何が書いてあるか知ることができません。 障害のある人がみなさんと同じように「自分のしたいこと」ができるように、いっしょに「困ること」を解決する方法を考えて、助け合うことが必要です。 さぁ、障害のある人もない人もだれもが安心してして暮らせるまちをみんなでつくっていきましょう。 各ページのはしに「ユニボイスコード」というバーコードがあります。 専用の機械を使うと、読みあげてくれるので、文字を読むことができない人も内容が分かるようになっています。