第6章 各計画の推進に向けて

1 計画推進のために
計画を推進し、目標を達成するためには、実施してきた施策の効果や達成度に鑑み、計画の内容を変更する必要が生じることもあります。
障害者総合支援法では、計画に定める事項について、定期的に調査、分析・評価を行い、必要があると認めるときは、計画の変更やその他の必要な措置を講じることとされています。
本計画にあたっては、計画  実行  評価  改善のPDCAサイクルにて、進捗管理を行います。

2 計画の達成状況の点検と評価
本市では毎年、各計画の進捗状況を把握し、障害者施策や関連施策の動向も踏まえながら、計画について分析・評価を行います。
毎年行う評価及び実績については、八王子市障害者地域自立支援協議会に報告し、意見を聴くとともに、その結果について公表します。

3 計画の中間見直し
障害福祉計画及び障害児福祉計画については、国が3年を一期として計画を作成することを基本とし、令和6年度から令和8年度までの3年間における計画策定の基本指針を設定し、障害福祉サービス等の見込み量等について定めており、令和8年度には、令和9年度から始まる計画に向け、その見直しを実施することとされています。
これに伴い、本市においても、令和8年度には、障害者計画の計画期間の後半にあたる令和9年度から始まる第8期障害福祉計画及び第4期障害児福祉計画において、障害福祉サービス等の見込み量等について定める予定です。
令和8年度の国の基本方針等の見直しに合わせ、社会情勢の変化や地域の実情等を鑑みながら、障害福祉計画及び障害児福祉計画の中間見直しを実施し、また、これに合わせ、障害者計画においても障害福祉計画及び障害児福祉計画の見直しの内容を反映し、各計画における整合性を図っていきます。

PDCAサイクルによる計画の推進

P計画(プラン)
障害者の状況等を踏まえ施策を設定し、全ての障害者が地域で自分らしく生活できるよう、様々な施策を推進する。
障害福祉サービスにおける成果目標及び活動指標を設定するとともに、障害福祉サービスの見込量を定めて、必要なサービス量の確保を図る。

D実行(ドゥー)
計画の内容を踏まえ、各事業を実施する。

C 評価(チェック)
毎年、各計画の進捗状況を把握し、障害者施策や関連施策の動向も踏まえながら、計画について分析・評価を行う。
毎年行う評価の際には、障害者地域自立支援協議会に実績について報告し、意見を聴くとともに、その結果について公表する。

A 改善(アクト)
年間評価等の結果を踏まえ、必要に応じて施策の見直しを行う。