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登山者の方へ~ツキノワグマに遭遇しないために~

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本市の北西部や南西部の山林を含む多摩地区の西部地域(奥多摩町、檜原村、日の出町、青梅市、あきる野市)はツキノワグマの生息地域となっているため、登山、ハイキング、渓流釣り等で山林に入る際は、ツキノワグマに十分に注意してください。

ツキノワグマに遭遇しないために

 

ツキノワグマは、約時速40km以上で走ることができるといわれており、木登りや泳ぎも可能です。

遭遇しないことが最も大切ですので、登山をする際は、以下の内容を参考にしていただき、事前に確認・準備することで、遭遇のリスクを減らしましょう。

1. 音を出して行動する

熊鈴や携帯ラジオなどを鳴らしながら歩くことで、人の存在を知らせましょう。
また、グループで会話をしながら歩くのも有効です。

2. 単独行動を避ける

グループでの登山はクマに警戒されやすく、遭遇リスクが低下します。
特に早朝、夕方や夜間の単独行動は避けましょう。

3. 食べ物の管理を徹底する

ツキノワグマの嗅覚は非常に優れており、食べ物の匂いはクマを引き寄せることがあります。
食べ物は密閉容器に入れ、ゴミは必ず持ち帰りましょう。

4. 早朝・夕方の行動を控える

クマの活動が活発になる時間帯(朝・夕方の薄暗い時間帯)の登山は避けましょう。
日中の明るい時間までに下山しましょう。

5. 登山前に情報収集する

都内のクマの目撃情報については、東京都ツキノワグマ目撃等情報マップ~TOKYOくまっぷ~をご確認ください。

東京都ツキノワグマ目撃等情報マップ~TOKYOくまっぷ~(外部リンク)

遭遇してしまった場合は

ツキノワグマに遭遇してしまった場合、冷静な対応が命を守る鍵になります。以下に、ツキノワグマに遭遇した際の具体的な対処方法を状況別にまとめました。

遠くにツキノワグマを見つけた場合(ツキノワグマがこちらに気づいていない場合)

・クマがこちらに気づいていない場合は、静かにその場を離れましょう。
・大声を出したり、走って逃げると刺激してしまう可能性があるため、やめましょう。
・風下に移動することで、匂いで気づかれにくくなります。

近くでツキノワグマに遭遇した場合

・万が一クマに出会ったら、走らずに、様子をうかがいながら、静かに後ずさりしましょう。決して背を向けないでください。
・大声を出したり、石や棒等を投げつけることは、クマをいたずらに興奮させるだけです。絶対にやめましょう。
・一般的に言われている「死んだふり」による被害防止には科学的な根拠はありません。

ツキノワグマに襲われた場合

・うつ伏せになり、地面に伏せて、できるだけ動かないようにしましょう。
・首の後ろを守る。 両手で首を覆い、両ひじで頭部を保護します。
・リュックは 背中の防御になるため、リュックは外さないようにしましょう。
・反撃はクマをさらに興奮させる可能性があるため、控えましょう。一般的にツキノワグマは人を食べるために襲うのではなく、人を怖がっており、自分が逃げるために攻撃するといわれています。抵抗せず、数分間耐えればクマは立ち去ることが多いとされています。
 

ツキノワグマを目撃した場合

ツキノワグマを目撃した場合は、下記の問い合わせ先まで、ご連絡をお願いします。
目撃場所、目撃時間、頭数や大きさなど、可能な範囲で詳細な情報をいただけると助かります。
 
八王子市 産業振興部 獣害対策課 電話:042-620-7375
東京都 環境局 多摩環境事務所 自然環境課 電話:042-521-2948

関連ページ

ツキノワグマについて(東京都環境局)(外部リンク)

このページに掲載されている情報のお問い合わせ先

産業振興部獣害対策課
〒192-8501 八王子市元本郷町三丁目24番1号
電話:042-620-7375 
ファックス:042-627-5951

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