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アライグマ・ハクビシンの被害について

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ページID:P0023263

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外来生物であるアライグマやハクビシンに関する相談が市に寄せられています。アライグマ、ハクビシンは住居に侵入したり、庭を荒らしたりすることがありますので、見かけても触れたりエサを与えたりしないでください。

※許可なくアライグマ、ハクビシンを捕獲することは鳥獣保護管理法により禁止されていますので、ご注意ください。

防除対策について

アライグマ・ハクビシン等の被害の軽減を図るためには、以下の対策が有効です。

天井裏や壁の中から音がする場合

アライグマ、ハクビシン等が侵入している可能性があります。
侵入している動物の捕獲を行っても、すぐに別の動物が侵入する可能性がありますので、まずは、以下の手順を参考に侵入口を塞ぐことが有効です。

1.侵入口を確認する。
 建物に動物が出入りする侵入口があります。
 アライグマ・ハクビシンは8cm四方のすき間があれば侵入可能です。
 侵入口の例としては、軒下のすき間、床下通気口、換気口、戸袋、増築した建物と既存建物の接続部分のすき間等が挙げられます。
 まずは、建物の周りを確認し、侵入口を特定することが重要です。
 なお、侵入口が1か所とは限りません。

2.動物を建物から追い出す。
 天井の点検口などを開け、天井裏で燻煙剤を使用し、煙を充満させることで、動物が一時的に建物から逃げていくことがあります。
 ※個体によっては、効果がない場合もあります。

3.侵入口を金網等で塞ぐ。
 動物を追い出したのち、侵入口を金網等で塞ぎ、再侵入を防ぎます。

侵入口の場所が特定できないなど、ご自身での対策が難しい場合や天井裏等の清掃・消毒を行いたい場合は、公益社団法人 東京都ペストコントロール協会(外部リンク)にご相談ください。
こちらの協会から対応可能な民間事業者の紹介を行っております。
※民間事業者に依頼する場合は、有料となりますので、ご注意ください。

敷地内に出没し、庭木等を荒らされる場合

庭で飼育している金魚や庭木の果樹など、身の回りの思わぬものが動物を引き寄せるエサになります。
動物にそこがエサ場だと学習させないように、敷地内の環境を改善することが重要です。
なお、敷地内にエサが豊富にある場合は、捕獲用箱わなを設置しても捕獲効率が著しく低下します。
 
1.敷地内の果樹は早めに収穫をする。
 収穫せずに放置してしまうと、動物を引き寄せる要因となるので、必ず収穫する。
 収穫しないのであれば、剪定する。
 
2.ペットやエサなどを野外に放置しない。
 金魚やメダカを屋外で飼育する場合は、夜間は屋内に移動させる。難しい場合は金網等でしっかり防除する。
 夜間は、ネコや鳥などのエサを野外に放置しない。
 
3.生ゴミを野外に放置しない。
 ゴミ出しのルールを守り、生ゴミを野外に放置しない。
 
4.庭木を手入れする。
 動物は身を隠せる場所を好みます。庭に樹木や草が繁茂している場合は、手入れし、見晴らしを良くすることで、動物が潜む場所をなくす。 
 

被害が防げなかった場合

八王子市では、上記のような防除対策を行っても、アライグマやハクビシンによる被害が防げない場合、同一場所につき、年度ごとに1回、捕獲用箱わなの設置を行うことができます。
現地調査と箱わなの設置には一定の要件がございますので、被害が防げない場合は、獣害対策課までご相談ください。
※市では、屋内への立ち入り調査、天井裏などに侵入した動物や侵入口の特定、天井裏等の清掃・消毒、建物の補修等は行っておりませんので、ご留意ください。

このページに掲載されている情報のお問い合わせ先

産業振興部獣害対策課
〒192-8501 八王子市元本郷町三丁目24番1号
電話:042-620-7375 
ファックス:042-627-5951

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