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中心市街地の花街を歩く-黒塀に柳がゆれる、散策小路-

更新日：令和6年7月17日

ページID：P0034178

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kurobei

八王子花街散策コース

JR八王子駅北口～黒塀通り入口（約500ｍ）～桑都テラス（約100ｍ）～まちなか休憩所八王子宿（約70ｍ）～八王子三業組合（約90ｍ）

江戸情緒漂う路地裏、歴史と伝統息づく街

※花街散策マップ📷1・2　黒塀通り入口

JR八王子駅北口から西放射線ユーロードをまっすぐ進み、中町公園に到着すると、左手に「黒塀通り」。
多摩地域で唯一、芸妓衆が活躍する八王子花街の入り口です。

いつまでも大切に守りたい、八王子の日本遺産

黒塀通りを進むとすぐ右手に和の風情を大切にした置屋が佇んでいます。。
八王子市には6つの置屋とおよそ13名の芸妓衆がおり、今も変わらずに伝統文化を発信し続けています。

黒塀に柳揺らめく、情緒あふれる路地裏

※花街散策マップ📷3　枯山水風の黒塀

黒塀通りの左手には、美しい枯山水風と黒塀を見ることができます。
ここでは希少な「髪結い処」があり、八王子芸妓衆の仕事には欠かせない存在です。

桑都文化が残る街並みに現れる酒蔵

※花街散策マップ📷4　黒塀

黒塀通りを進み、つきあたりを右に曲がると、歴史文化を感じる「中通り」。
昔ながらの街並みの中に現れるのは、料亭をリノベーションしてできた小さな酒蔵。
八王子の新たな魅力を発見することができます。

移り変わる時代の中にも、変わらない魅力を発信し続ける、八王子中町の桑都テラス

※花街散策マップ📷5　柳と香傘

柳が揺れる中通りを進んでいくと、和のスポット「桑都テラス」が見えてきます。週末には八王子芸妓衆と出会える「公開稽古」の公演や重要無形民俗文化財の「八王子車人形」、寄席芸能を楽しむ「落語」など様々なイベントが開催され、古くから織物業で栄えた八王子花街の伝統文化に触れることができ、他にもランチやお酒・スイーツを楽しめるお店があります。

歴史の香りが残る、旅の安らぎ

桑都テラス入口手前の十字路を右に曲がり、少し進むと左手に「まちなか休憩所八王子宿」が現れます。
江戸時代に江戸や高尾山、富士山へ向かう旅人を迎える「休憩所」として発展した「八王子宿」の歴史に基づき、中心市街地の来街者の安らぎの空間を創出するために整備されたこの無料休憩所。施設内ではトイレ、パウダールーム、赤ちゃんふらっと、Free Wi-Fiを利用することができます。

華やかな衣装を纏いし、芸妓衆が奏でる三味線

※花街散策マップ📷6　シャッターアート

まちなか休憩所八王子宿の入口を出て、桑都テラスのある中通りに戻ってきます。
桑都テラスを過ぎてそのまままっすぐ進むと、ふと左手に目に入るのが柳の下で振り返る猫の芸妓のシャッターアート。
印象深いシャッターの建物は「八王子三業組合」。
ここでは、運が良いと三味線や太鼓の稽古の音が聞こえてくるかもしれません。
※三業組合の建物内に入ることはできません。