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平成20年度の受賞情報

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サイバーシルクロード八王子の甲谷勝人会長がJapan Venture Awards 2009 起業支援部門で「経済産業大臣表彰」を受賞。

1月20日(火)に実施された授賞式で表彰を受けた甲谷氏(写真右手)

サイバーシルクロード八王子(正式名 「首都圏情報産業特区・八王子」構想推進協議会)会長の甲谷勝人氏が、Japan Venture Awards 2009 起業支援家部門で経済産業大臣表彰を受賞しました。
Japan Venture Awards は「創業・ベンチャー国民フォーラム(事務局 独立行政法人中小企業基盤整備機構)」が主催しており、全国で新たな事業に果敢にチャレンジしている起業家や、その人たちを支える起業支援家を応援するとともに、優秀なロールモデルを広く国民に示すため、毎年表彰事業を実施しております。
甲谷勝人氏は横河・ヒューレット・パッカード社長、日本ヒューレットパッカード会長などを歴任し、平成13年年10月のサイバーシルクロード八王子設立以来会長を務め、八王子市、八王子商工会議所と連携して地域の人材活用、新産業創出などにリーダーシップを発揮してきました。
今回の受賞は、サイバーシルクロード八王子の主力事業として実施している、創業予定者、創業間もない事業者を対象とした「本気の創業塾」の実績が高く評価されました。

「本気の創業塾」は平成17年より実施。これまでの受講者中の開業率は、第1期(平成17年度)が32.1パーセント、第2期(平成18年度)が33.3パーセント、第3期(平成19年度)が35.5パーセントと全国商工会連合会調査の24.4パーセントを大きく上回っており、計27名が八王子市内で創業をしております。

株式会社エリオニクスが東京商工会議所「第6回勇気ある経営大賞」の大賞を受賞。

「勇気ある経営大賞」とは、東京商工会議所が、厳しい経営環境の中で勇気ある挑戦をしている中小企業またはグループ(以下、企業)を顕彰する制度です。

革新的あるいは創造的な技術・技能やアイディア、経営手法等により、独自性のある製品・サービスを生み出している企業の顕彰を行い、その活動を広くPRすることで、後に続く企業に目標と勇気を与え、ひいては経済の活性化に資することを目的としており、今回が第6回となります。
そしてこの度、市内企業である株式会社エリオニクス(東京都八王子市元横山町3-7-6 本目精吾社長)が、「第6回勇気ある経営大賞」の大賞を受賞しました。
株式会社エリオニクスは、粒子線(電子・イオン等)および電磁波(光・X線等)に関する技術を応用した超微細加工・分析装置メーカーです。

主力製品である電子ビーム描画装置では、世界で最も細い線幅(5ナノメートル)を描画できる機器の開発に成功し、ナノテクノロジー研究に欠かせない同装置の最高機種と評されており、トップシェアを占めています。
今回は、同社が将来の有望市場を予見し、得意分野への選択と集中を決断することで、最先端ナノテクノロジー製造装置メーカーとして世界でトップシェアを占める企業へと成長を遂げた点や、若手人材を新製品開発分野へ計画的に登用し、産学連携等への積極的な参加を通じ、社員に高い技術、最新の情報を吸収することの重要性を常に意識させ、チャレンジへのモチベーションを会社全体に高く保つ経営手法を確立している点が評価され、受賞に至りました。

経済産業省「元気なモノ作り300社2008年版」に市内企業2社が選ばれました。

経済産業省中小企業庁では、普段目に触れにくいが重要な役割を果たしている「ものづくり中小企業」の姿を、広くわかりやすく示すことで、中小企業のやる気を一層引き出すとともに、若年層を中心にモノ作り分野に対する関心を持つきっかけになることを願い、昨年度より「元気なモノ作り中小企業300社」を作成しております。
そしてこの度、平成18年、平成19年年に引き続き、平成20年度版の掲載に、市内企業2社(ネオアーク株式会社(東京都八王子市中野町2062-21 城和彦社長)、吉野化成株式会社(東京都八王子市下恩方町1069-3 吉野孝典社長))が本市より選ばれました。
ネオアーク株式会社は、レーザー光源の開発と、それを活用したシステム製品・装置の開発を行っています。

得意とするレーザー技術で同社が開発した「よう素安定化He-Neレーザ」や「アセチレン安定化半導体レーザ」は、「メートル」という単位の普遍的な定義を具体化した「国際度量衡勧告準拠品(メートル原器)」として認められており、国の研究機関や多くの精密機器メーカーが採用。

日本の「メートル」のスタンダードとなっております。
吉野化成株式会社は、各種ポリ袋やポリシート、塗装用マスキングフィルムなどの開発・製造を行っています。

市場拡大を続けるプラスチックフィルム業界において次々に斬新な新商品を開発しており、特にマスキングテープとポリエチレンシートを融合し内面と外面に表面処理を施すことで完成させたマスカーテープは、建築塗装用のマスキングテープとしてロングセラーであり、この分野で圧倒的なシェアを誇っています。

株式会社セキコーポレーションが社団法人 東京都信用金庫協会等が主催する優良企業表彰「審査員特別賞」を受賞。

株式会社セキコーポレーション(東京都八王子市明神町2-9-22 関重和社長)が、社団法人 東京都信用金庫協会、しんきん協議会連合会が主催する優良企業表彰「審査員特別賞」を受賞致しました。
この表彰は、地域密着の金融機関である東京都内の信用金庫と取引のある2,150,000件の企業の中で、素晴らしい経営をしている、あるいは優秀な商品を開発する力、優秀な技術を開発する力を持っている企業に対して表彰するもので、株式会社セキコーポレーションは今回対象となった53社のうちの1社として表彰されました。
株式会社セキコーポレーションは、「音響・VTR・OA・ゲーム機器のプレス加工及び組立て」を事業としており、非常に高度な技術力で多くの大手メーカーへ製品供給をしております。

また八王子を中心として地元企業と積極的に連携をして先端技術に挑戦をしており、地域企業の活性化にも貢献をしております。

オリンパス株式会社所属の槌田博文様が文部科学大臣表彰を受賞。

表彰式での槌田様ご夫妻(4/15虎ノ門パストラルにて) ※槌田様提供

この度、本市よりご推薦を致しました、オリンパス(株)の槌田博文(つちだ ひろふみ)さん(研究開発センター研究開発本部光学技術部長)による「わくわくプロジェクト」が、平成20年度「科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞 理解増進部門」を受賞しました。
「科学技術分野の文部科学大臣表彰」とは、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者について、文部科学大臣が表彰するものです。

中でも「理解増進部門」は科学技術に対する理解の増進、普及開発等に関して顕著な業績を挙げた成果に対する表彰です。
一方、「わくわくプロジェクト」とは、将来の科学技術発展を願い、子どもたちに科学の面白さを伝えたいという思いから、槌田博文さんが中心となってオリンパスグループの研究者・開発者で発足したボランティアサークルです。

毎回オリンパスの得意分野である「光」のはたらきや不思議などを、持ち前の専門知識を駆使しながら実施することで、多くの子供たちに科学の面白さを伝えており、平成15年4月の発足以来、八王子市内の小中学生を対象に、計22回開催され、延べ約5700名(平成20年4月現在)が参加しております。
今回の受賞は、こうした活動が青少年の科学技術理解増進に貢献をしていることが背景になっております。

文部科学省では、4月15日に虎ノ門パストラル(東京・港)にて表彰式を開催し、夫婦で参加をされました。
またそれに先立ち、4月10日に八王子市長へ受賞の報告がありました。

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産業振興部産業振興推進課
〒192-8501 八王子市元本郷町三丁目24番1号
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