災害時におけるアスベストの飛散防止対策について
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倒壊・損壊した建築物等について
災害時には建築物や工作物(以下、「建築物等」という。)の倒壊・損壊により、アスベストを含む建材が露出し、アスベストが飛散するおそれがあります。
倒壊・損壊した建築物等にはむやみに近づかず、やむを得ず倒壊・損壊した建築物等付近で作業する場合は、アスベストを吸引しないよう以下を遵守してください。
倒壊・損壊した建築物等にはむやみに近づかず、やむを得ず倒壊・損壊した建築物等付近で作業する場合は、アスベストを吸引しないよう以下を遵守してください。
- 粒子捕集効率が95%以上の防じんマスク(DS2、N95規格等)を正しく着用すること。
正しく粉じんマスクを装着しましょう(環境省)(外部リンク) - ハンマーでの破砕やカッターでの切断など、粉じんを発生させる作業を行わないこと。
- アスベストが含まれている可能性がある建材を移動・撤去する際には、散水等により湿潤化すること。
出典:災害時における石綿飛散防止に係る取扱いマニュアル(第3版)(環境省)
倒壊・損壊した建築物等の応急対応について
建築物等の所有者や管理者は、建築物等の損壊箇所等からアスベストが飛散するおそれがある場合、アスベストの飛散・ばく露防止の応急措置を実施してください。
建築物等の周辺を立入禁止にして速やかにばく露防止措置を実施するとともに、建築物等の養生や散水・薬液散布により飛散防止措置に御協力をお願いいたします。
可能な限り複数の応急措置を実施することが望まれますが、困難な場合には、以下の表の優先順位に基づき、上位の措置を実施するように努めてください。
順位 | 種類 | 措置 | |
---|---|---|---|
1 | 飛散防止 | 養生 | ビニールシート等によって飛散防止を図る。 |
2 | 散水・薬液散布 | 水・薬液等の散布を行い湿潤化・固形化等の措置を行う。 ※湿潤化や固形化により破損した吹付け材が落下・飛散することもあるため、実施する際は専門家に依頼することが望ましい。 |
|
3 | ばく露防止 | 立入禁止 | 散水・養生等が行えない場合は、アスベストへのばく露を防ぐため、対象建築物の周囲をロープ等によって区切り、立入禁止とする。 |
災害時におけるアスベストの飛散防止マニュアル
平常時、災害発生時、復旧・復興時の各段階における国及び東京都のアスベストの飛散防止対策を取りまとめたマニュアルです。
このページに掲載されている情報のお問い合わせ先
- 環境部環境保全課(大気汚染対策担当)
-
〒192-8501 八王子市元本郷町三丁目24番1号
電話:042-620-7217
ファックス:042-626-4416