八王子市第四次特別支援教育推進計画

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八王子市第四次特別支援教育推進計画

第四次特別支援教育推進計画は

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 国では、平成19年4月、学校教育法の改正により、これまでの特殊教育から特別支援教育へ制度の転換が図られました。そして平成24年7月に公表された中央教育審議会初等中等教育分科会報告「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進」を踏まえて学校教育法施行令が改正され、さらには平成28年4月に施行された「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」では、学校における合理的配慮の提供が求められるようになりました。
 東京都教育委員会では、平成28年2月、通常の学級に在籍する発達障害と考えられる児童・生徒の現状を踏まえ、発達障害教育の充実に向けた「東京都発達障害教育推進計画」を策定、翌29年2月には、特別支援教育の更なる充実を図る「東京都特別支援教育推進計画(第二期)・第一次実施計画」が示されました。
 
特別支援教育の推進は、子ども一人一人の教育的ニーズを把握して、適切な指導と必要な支援を行うことです。この観点から教育を進めていくことは、障害のある子どもにはもちろんのこと、障害のあるなしに関わらず学習上または生活上で困難を抱えている子ども、さらには教育を受ける全ての子どもに対し、良い効果をもたらすことが期待できます。
こうした考えのもと、八王子市教育委員会は、平成18年10月に「特別支援教育推進計画」を策定し、その後第二次、第三次の計画に基づき本市の特別支援教育推進体制の整備と充実を進めてきました。

これまでの取組みにより、特別支援教育を学ぶ教員の研修制度の確立、学校サポーター等による人的支援体制の充実、地域の小・中学校へ特別支援学級をバランス良く配置すること、特別支援教室の全小学校導入、都立特別支援学校等と連携した地域ネットワークの構築等、本市の特別支援教育推進体制を着実に整備・充実してきました。

このたびこれまでの成果と課題を踏まえ、今後3年間の具体的取組みを示す「第四次特別支援教育推進計画」を策定しました。本計画はこれまでの計画で築いてきた本市における特別支援教育を推進していく「土台作り」の完了を目指すものです。今後大きく変わっていく子どもたちを取り巻く環境の変化に対応し、本市の特別支援教育が着実に推進・充実されていくための大切な「土台作り」です。本計画に示す具体的な取組みを着実に進め、共生社会の形成に向けて、本市における特別支援教育の推進を図っていきます。
しかしながらこうした取組みは、教育行政や学校関係者の取組みと努力だけで結実するものではありません。子どもたち一人一人の可能性を最大限に伸長し、将来の自立と社会参加を支援するためにも、今後とも保護者をはじめとする市民の皆さんと協働して取り組んでいけるよう、御理解と御協力をお願いします。
(第四次特別支援教育推進計画「はじめに」より)

 第四次特別支援教育推進計画表紙

第四次特別支援教育推進計画(PDF形式 5,683キロバイト)

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