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令和5年6月のフォトニュース

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南大沢小学校で補助犬を招き、ハンディキャップについて理解を深める授業を実施(令和5年6月8日) 

 南大沢小学校で4年生を対象に、目や耳、手足に障害のある方をサポートする「身体障害者補助犬」や、体の不自由な方の生活について理解を深める授業が行われました。
 講師は、ヤマザキ動物看護専門職短期大学教授の山川伊津子(やまかわいつこ)先生、盲導犬利用者の鈴木由紀子(すずきゆきこ)さんと盲導犬のレジーナ、介助犬ボランティアの加藤涼子(かとうりょうこ)さんと元介助犬協会PR犬のヨーゼフ。
 山川先生からは、補助犬や色々なハンディキャップについてのお話がありました。ひとりが代表して、アイマスクを使用し目が見えない人の感覚を体験。その後は「補助犬になるにはどれくらいの訓練が必要なの?」「補助犬のトイレはどうしているの?」などの質問をしながら、理解を深めました。
鈴木さんからは普段使っている電子点字手帳など道具の紹介や、生活する上で工夫していることについてのお話のあと、白状(はくじょう)を使用した歩行や、レジーナが鈴木さんの指示に従って歩行を導く様子が実演され、子どもたちは感心した様子で見入っていました。
 加藤さんとヨーゼフは、介助犬のお仕事をデモンストレーション。ヨーゼフが、車いすに乗った加藤さんの落としたものを拾ったり、靴を脱ぐお手伝いをしたりする様子に大きな拍手がわきました。介助犬は小銭も拾うこともできると聞くと、子どもたちは驚いていました。
 鈴木さんからは、「街中で白杖をついている人や盲導犬を連れた人がいたら、‘‘何かお手伝いできることはありますか“と声をかけてくれたらうれしいです」、山川先生からは、「社会には色々なひとがいます。困っている人を見かけたとき、声をかけて行動することができたら、みんなが生活しやすい社会になると思います」と子どもたちへの思いが伝えられました。
 授業の終わりには、実際にレジーナやヨーゼフと触れ合う時間も設けられ、子どもたちにとって貴重な経験となりました。

      南大沢小

長沼小学校で田植えを実施(令和5年6月23日)  

 長沼小学校5年生の64人が、総合的な学習で行われるお米作り学習の一環として、田植えを行いました。
 お米作りの学習は、近隣にお住いの菱山史郎(ひしやましろう)さんのご協力のもと、10年以上続いているものとのこと。田植えは保護者の方々もお手伝いに参加され、にぎやかに行われました。
 まずは菱山さんより田植えの方法についてレクチャー。「稲の苗は3本の指で押さえて植える」など、いくつかのコツが伝授されるなか、子どもたちは真剣に話を聞いていました。
 レクチャーのあとは、いよいよ実際に水のはった田んぼへ足を踏み入れます。まっすぐ等間隔に植えられるように、保護者の方が張ったロープに合わせ、みんなで一斉に植えていきます。最初は泥に足をとられ、「冷たーい!」「歩きづらい!」と声をあげ奮闘する一場面もありましたが、作業になれてくると、みんな菱山さんに教わったとおりに、しっかりとした手つきで苗を植えることができました。子どもたちは手や足を泥んこにしながらも、楽しみながら田植えに取り組みました。
 今回植えたお米の苗は10月に稲刈りをし、その後、給食で提供される予定とのことです。

      田植えの写真

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