RSウイルス感染症
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急性の呼吸器感染症で、乳幼児に多い感染症です
- 原因
RSウイルスによる接触・飛沫感染です。 - 潜伏期間
4日間から6日間 - 症状
発熱、咳、鼻水、など風邪に似た症状があり、多くは数日で軽快します。 場合によっては、重症化し気管支炎や肺炎などを引き起こすことがあります。特に乳児期では重症化しやすいといわれています。 - 発生状況
近年は夏から増加傾向となり秋にピークがみられています。2021年以降は春から初夏に継続した増加がみられ、夏にピークがみられていました。 - 治療
特別な治療法はなく、症状に応じた治療を行います。早産児や心臓・肺などに基礎疾患があるハイリスク児を対象にパリミズマブ(モノクローナル抗体製剤)を予防的に使用することで重症化を防ぎます。 - 予防
手洗い、咳エチケットの基本的な感染対策が大切です。また、日常的に触れるおもちゃ、手すりなどはこまめにアルコールや塩素系の消毒剤で消毒しましょう。
〈ワクチンについて〉
重症化予防として、60歳以上を対象としたワクチンおよび生まれてくる子の予防を目的に妊婦に接種するワクチンがあります。いずれも任意接種となっており、接種の可否はかかりつけ医などにご相談ください。
参考
RSウイルス感染症の発生状況(東京都)(外部リンク)
RSウイルス感染症に関するQ&A(厚生労働省)(外部リンク)
このページに掲載されている情報のお問い合わせ先
- 健康医療部(八王子市保健所)保健対策課 感染症対策担当
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〒192-0046 八王子市明神町三丁目19番2号 東京たま未来メッセ 庁舎・会議室棟5階
電話:042-645-5195
ファックス:042-644-9100