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JICA草の根技術協力事業 第五次派遣報告
更新日:
ページID:P0025579
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派遣場所
ミクロネシア連邦チューク州ウェノ島
派遣期間
令和元年7月23日(火)から8月11日(日) 計20日間
派遣スタッフ
市職員、創価大学(協力大学)の教員・学生、市内企業(委託業者)
主な成果
<収集業務・車両整備の改善>
・再度故障していた本市寄贈のごみ収集車両のオイルが漏れている箇所の部品を交換することなどにより、修理することができました。また、新しい収集車両が寄贈された際に、故障を防ぎ長く使用できるように、車両整備・点検の重要性を伝えました。
・現地の方に伝えてきた内容をまとめた「収集・車両整備マニュアル」の最終案を、州政府公共事業局の局長に渡し、より活用しやすいマニュアルになるよう、内容確認と現地語訳を依頼しました。
・ごみ収集しやすくなるよう、トラッシュビン(高床式のごみ集積所)の破損箇所の修理や、住民に対しごみの出し方に関する啓発を行いました。
実演しながら月例点検の方法を伝授 トラッシュビンに空いた穴を修理
<2R(リデュース・リユース)普及啓発>
・令和元年6月の国内研修で作成した「廃棄物処理活動計画」をもとに、4Rなどを推進するため、モデル事業を開始しました。モデル事業では、対象となった村にて、出前講座や戸別訪問による啓発活動、清掃活動を実施しました。
・国内研修に参加した現地関係機関以外にも、ごみ問題の現状を広く知っていただき、改善に向けた協力を依頼するため、関係者会議を開催しました。本会議では、国内研修で作成した「廃棄物処理活動計画」を共有し、最終的にすべての参加機関から、ごみ問題改善に向けた協力の同意を得ることができました。
ポイ捨ての悪影響を真剣に聞く住民
<生ごみ処理槽の設置・経過確認>
・第四次派遣時に、1基設置した収集困難地域(サプーク村)での使用状況について確認したところ、異物の混入は少なく、利用方法を理解していることが分かりました。また、調査の結果、設置前の第四次派遣時に比べ、有機性ごみの割合が約半分以下に減少しており、設置の効果が見られました。
・第四次派遣で設置した場所とは別の収集困難地域(ウィチャップ村)に新たに1基設置しました。周辺住民の方は利用方法を理解しており、設置後には、有機性ごみ(草木など)を処理槽の中に投入していました。
生ごみ処理槽に草木を投入する住民
このページに掲載されている情報のお問い合わせ先
- 資源循環部ごみ減量対策課
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〒192-8501 八王子市元本郷町三丁目24番1号
電話:042-620-7256
ファックス:042-626-4506
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