JICA草の根技術協力事業 第四次派遣報告

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派遣場所

ミクロネシア連邦チューク州ウェノ島

派遣期間

平成31年1月29日(火)から2月13日(水)  計16日間

派遣スタッフ

 市職員、創価大学(協力大学)の教員・学生、市内企業(委託業者)

主な成果

<収集業務・車両整備の改善>

・故障中の2tロータリー車(本市寄贈)の故障原因を特定し、修理することができました。これまで代替車として8tダンプトラックを使用しており、ごみの積み込み作業で収集員にかなり負担がかかっていましたが、軽減させることができました。

・現地では運転技術の向上が課題となっているため、現地運転手に安全運転研修を実施しました。また、収集マニュアル案に基づいた研修及びマニュアルの内容確認を行いました。概ね内容は理解しており、市職員の作業を見習って作業に取り入れる場面もありました。

収集車の清掃のようす

収集車の清掃のようす

<2R(リデュース・リユース)啓発活動>

・レジ袋削減に向け、現地NGOのCWC(チューク女性評議会)の協力を得てオリジナルマイバッグを作成し、スーパーマーケット前での啓発活動時に、配布しました。カラフルなマイバッグは男女問わず、大変好評でした。

・現地2か所の小学校にて出前講座を実施し、ポイ捨てが原因となり環境に影響を与える寸劇(ウミガメの家族の物語)と、ごみの出し方の説明を行いました。アコイコイ小学校では出前講座で学んだことを描いてもらい、約60枚の絵が集まりました。描いてもらった絵は、一旦日本に持ち帰りラミネート後、現地のスーパーマーケットやポイ捨ての多い場所に設置する予定です。

・現地NGOとスーパーマーケットの協力のもと、ノープラスチックバッグデイ(1日限定で店舗にてレジ袋を配布しないイベント)を実施しました。本イベント実施前後でレジ袋辞退率を調査したところ、約6%から約27%に向上しました。

出前講座後に描いてもらった絵       イベントのようす

   出前講座後に描いてもらった絵      ノープラスチックバッグデイのようす  

<生ごみ処理槽の設置>

・現地では悪路のために、ごみの収集ができない地域があるため、生ごみ処理槽(土中の微生物により生ごみなどの有機性ごみを分解)を1基設置しました。なお、現地で実施した調査により、現在、捨てられているごみのうち、半分以上が生ごみ処理槽の対象物であると明らかになりました。

使い方を説明しているようす

使い方を説明しているようす

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資源循環部ごみ減量対策課
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