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はちおうじ物語其の六 主な構成文化財

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多摩織

多摩織
 

日本遺産
八王子で生産される織物で、御召織、紬織、風通織など5つの品種があります。昭和55年(1980年)に通商産業大臣(現経済産業大臣)から伝統的工芸品に指定されました。そして昭和57年(1982年)には、東京都から伝統工芸品の指定を受けました。

どんど焼き

どんど焼き
 

正月飾りなどをまとめて小正月(正月14日)に焚き上げる、市内各地で行われる行事です。小正月前後の休日に行う地域もあります。「どんど焼きで焼いた団子を食べると病気にならない」といわれ、無病息災などを祈願して「マユダマ」(繭玉を模したお団子)を焼いて食べます。

高月のクワ

高月のクワ
〔高月町〕
 

市天然記念物  
山地に自生する桑の一種で、現在は根元から2株にわかれています。推定樹齢は400年です。栽培した桑による養蚕がいつごろから行われるようになったのかは定かではありませんが、当初は「高月のクワ」のような自生の桑を利用して、蚕が飼育されていたといわれています。

高月のクワ

桑都日記稿本

桑都日記稿本
 

日本遺産
都有形古文書
千人同心組頭の塩野適斎が著した八王子の地誌で、「桑都」の美称が付けられています。当時の地形、気候、文化、産業や千人同心の歴史などを知るうえで貴重な史料です。郷土資料館に寄託されています。

桑並木通り

桑並木通り
〔横山町、元横山町ほか〕
 

「八王子駅入口」交差点から国道20号バイパスの交差点「浅川大橋南」間の沿道には桑の木が植えられており、桑都の面影を感じることができます。桑の並木は全国でも珍しく「八王子八十八景」にも選ばれています。

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機守神社

機守神社
〔大谷町〕

「織物のまち」として栄えた名残の一つが大善寺境内に祀られる「機守様」です。古くから養蚕と機織り、そして縁結びの神様として信仰を集めてきた白滝姫を祭神とし、現在も織物関係者や地域住民に信仰され続けています。

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のこぎり屋根の建物

のこぎり屋根の建物
   〔平岡町ほか市内各所〕
 

かつて織物工場や染色工場として稼働していた工場が、市内各所に残っています。北に向けられた屋根の勾配のきつい側にガラス等の透過性のある素材を入れることで、大規模な建物でも部屋の奥まで自然光を取り込めるように工夫されています。

旧片倉製糸紡績八王子製糸場蚕室

旧片倉製糸紡績八王子製糸場蚕室
   〔中野上町四丁目〕
 

昭和12年(1937年)に片倉製糸紡績の八王子製糸場に建てられた蚕室が、当時の姿のまま今も残されており、製糸場の面影をしのぶことができます。現在は、日本機械工業株式会社が管理しています。

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萩原橋の碑

萩原橋の碑
   〔平岡町〕
 

萩原橋は浅川に架かる秋川街道の橋で、明治34年(1901年)に竣工しました。橋の名は、建設費を寄付した製糸家の萩原彦七にちなんで付けられました。「八王子八十八景」に選ばれています。

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八王子芸妓

八王子芸妓
 

日本遺産
織物のまちとして繁栄した中町界隈には、多摩地域で唯一の花街がありました。織物産業と盛衰を共にしてきた花街ですが、芸妓衆を中心にした再興プロジェクトが発足し、現在では約20名の芸妓衆が活躍しています。演目の中には、織物の民謡である八王子オリャセ節があり、織物のまち八王子を現在に伝えています。

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〒192-8501 八王子市元本郷町三丁目24番1号
電話:042-620-7265 
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