直入院石造五智如来立像
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直入院石造五智如来立像
五智如来はもともと小門町にあった蓮生院の住職によって建立されましたが、昭和20年(1945年)の戦災により蓮生院が焼失し、廃寺となったため、元横山町にあった帰西寺に移されました。しかし、その帰西寺も昭和29年(1949年)の区画整理にともない直入院と合併したため、現在地に移されました。
まだ蓮生院にあったころ、ここで開催される縁日で、トウモロコシの露店が並び賑わったため「とうもろこし地蔵」とも呼ばれていました。
釈迦如来、阿弥陀如来、大日如来は延宝8年(1680年)に、阿閦(あしゅく)如来、宝生如来は元禄4年(1691年)に建てられました。釈迦、阿弥陀如来の台座には法号が刻まれていることから、供養塔であることがわかります。また、大日、阿閦、宝生如来の台座には、寄進者92名の姓名が刻まれ、江戸在住者もかなりいることがわかります。
指定年月日
昭和52年4月28日
所在地
東京都八王子市緑町223 直入院境内
交通アクセス
JR中央線「八王子駅」北口から京王バス「法政大学」行き、「グリーンヒル寺田」行き、「東京家政学院」行き、「上大船」行きで、バス停「市民体育館」下車徒歩約5分。
地図
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