龍源寺の文安の板碑
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龍源寺の文安の板碑

この板碑は江戸時代に描かれた「武蔵名勝図会(むさしめいしょうずえ)」に絵入りで紹介されています。刻まれている内容から、谷慈郷代屋村(現在の大谷町と推測される)の住人23人が、月待供養の年中行事を行ったことがわかり、当時の村人の生活の様子を示す資料として貴重なものです。
月待供養とは、平安時代の貴族社会に発生した娯楽性の強い年中行事で、時代が過ぎて仏教信仰の形式を借りて豊穣祈願と結びつき、特定の月齢の日に人々が集まって飲食を共にし、月の出を待ち拝む民間信仰として農村に広まったものです。
見学は事前に龍源寺にご予約をお願いします。
指定年月日
昭和39年7月23日
所在地
東京都八王子市加住町2-64 龍源寺
全長
130センチメートル
幅
34センチメートル
厚さ
4.5センチメートル
建立
文安5年(1448年)8月28日
交通アクセス
JR中央線「八王子駅」北口から西東京バス「戸吹」行きまたは、「サマーランド」行きで、バス停「滝山城址下」下車徒歩約10分。
地図
このページに掲載されている情報のお問い合わせ先
- 生涯学習スポーツ部文化財課
-
〒192-8501 八王子市元本郷町三丁目24番1号
電話:042-620-7265
ファックス:042-626-8554