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第二小学校で元シルク・ドゥ・ソレイユ出演者による特別授業を実施(令和3年12月14日)2021年12月17日

シルクドソレイユ

 第二小学校学校運営協議会企画事業により、シルク・ドゥ・ソレイユにパフォーマーとして出演していた宮 海彦(みや うみひこ)さんをお招きした講演会が開かれました。第二小学校 土屋 栄二(つちや えいじ)校長が過去に担任として指導した縁もあり、世界的サーカス団で活躍された宮さんの講演を、第二小学校の子どもたち全員が聴く機会を得ました。
 講演では、宮さんが幼少のころから体操競技に打ち込んだものの、オリンピック代表選手への夢を断念したことや、海外青年協力隊に参加し中米パナマで子どもたちに体操を指導したこと、そこからシルク・ドゥ・ソレイユに参加し、文化や言語の違う世界30か国から集まった仲間と一緒に、数々の舞台に出演したことが語られました。世界各国の人たちと交わった経験から、「世界はいろいろ、その中でどんな生き方をしてもいい」と考えるようになったことが宮さんから語られたとき、子どもたちは意外そうに、そして感心したように聞いていました。
 シルク・ドゥ・ソレイユを引退した後、農業やコントラバスの演奏にも挑戦し始めた宮さんは「いろんなことにいっぱい挑戦しよう」と話しました。「挑戦して失敗しても、それは挑戦した証」「みんなはじめはできないことばかり。自分も子どもの頃から体操が得意だったわけではない」という宮さんに、子どもたちはやや驚いたようでしたが、宮さんがバク転を披露した時には、「さすが」の声を発しました。
 1年生の子どもの一人は、「ぼくも挑戦する。挑戦せずにはいられない」と話しました。6年生の子どもの一人は、「宮さんの話は、自分には意外なアドバイスだった。これからの未来に活かしていきたい」と述べていました。